赤ちゃんの昼寝について知っておきたいこと 時間 回数 月齢 寝かせ方 起こし方 など

赤ちゃんの育児についてはいろいろな悩みがありますが、赤ちゃんの昼寝はその最たるもの。赤ちゃんが昼寝してくれると、その間お母さんはリラックスして過ごすことができますが、昼寝をしすぎると今度は夜の寝かしつけに苦労します。

赤ちゃんが寝ぐずりをして寝付くまでに時間がかかってしまうと、お母さんは寝不足になったり、体力をひどく消耗してしまいます。生まれたばかりの赤ちゃんは一日の大半を眠って過ごしますが、月齢が上がるにしたがってだんだんと起きている時間が長くなっていきます。

生後5、6ヶ月にもなると昼寝のリズムも徐々に確立されてきますが、同時に昼寝に関する悩みは激増。赤ちゃんが昼寝をしない、添い寝でなければ寝ない、夕方になってたくさん寝てしまう、昼寝の時間帯と回数がばらばらなど、赤ちゃんの昼寝に関する悩みは尽きません。

月齢ごとに昼寝のパターンや時間・寝かせ方・起こし方のポイントなど赤ちゃんの昼寝について知っておきたいさまざまな情報を幅広くご紹介していきます。

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赤ちゃんの月齢とお昼寝について

赤ちゃんの月齢とお昼寝について

赤ちゃんの睡眠時間やパターンは月齢にしたがって変化していきます。生まれたばかりの赤ちゃんは2、3時間おきに起きては眠るというリズムを繰り返しますが、満1歳以上になるとお昼寝や夜間の睡眠パターンが規則的になっていきます。

赤ちゃんの昼寝のパターンを上手にコントロールできないと、夜間の寝ぐずりや夜泣きといったトラブルが生じやすくなります。赤ちゃんの睡眠リズムが不規則になると、お母さんも睡眠不足になり体力を消耗してしまう結果に。

赤ちゃんの睡眠をコントロールするには、赤ちゃんの昼寝の回数・時間と月齢との関係をしっかり把握しておく必要があります。月齢別の赤ちゃんの昼寝の回数や時間などについてまとめてみましょう。

生後すぐから月齢3ヵ月の昼寝

生後すぐから月齢3ヵ月の昼寝

生後1ヶ月から2ヶ月目までの赤ちゃんにはまだ昼夜のリズムはなく、2、3時間おきに母乳やミルクを飲んでは寝ることを繰り返します。この時期の赤ちゃんには、お昼寝と夜間の睡眠の違いはありません。

生後2ヶ月目から3ヶ月目になると、それまでに比べて睡眠時間がやや長くなり、それにともない授乳の回数も若干減ってきます。

睡眠パターンおよび睡眠時間について

この時期の赤ちゃんの睡眠パターンは、一人一人の赤ちゃんによってまちまち。必ず2、3時間おきに泣きながら目を覚ます赤ちゃんも入れば、一回一回の睡眠時間がばらばらな赤ちゃんもいます。

睡眠時間には差はあるものの、この時期の赤ちゃんの活動は、寝る→泣く→起きる→母乳(ミルク)を飲むの繰り返しのみ。一日の睡眠時間の平均は、0ヶ月から1ヶ月の赤ちゃんで16時間から18時間程度。2ヶ月から3ヶ月の赤ちゃんでも14時間から15時間になります。

新生児期の赤ちゃんの睡眠時間は一日の約8割を占めることもあるほど。成長が著しいこの時期は、赤ちゃん自身の自然な寝起きに従うしかありません。2、3時間おきの授乳でお母さんにとってはいちばん大変な時期といえるでしょう。

月齢4ヶ月から6ヶ月の昼寝

月齢4ヶ月から6ヶ月の昼寝

体内時計が体の中ではたらき始めるのは生後4ヵ月目ごろから。昼夜のリズムが少しずつ認識できるようになります。夜間の睡眠時間はそれまでに比べるとだいぶ長くなっていきます。

昼寝の時間帯や回数について

夜間の睡眠時間が長くなるにしたがって、昼寝の回数や時間も規則的になっていきます。月齢4ヶ月頃になると一日3回、午前、午後すぐ、夕方に昼寝をする赤ちゃんが多くなります。

昼寝の時間は1時間から2時間程度、生後2ヶ月までに比べると少しずつですが、昼夜のリズムが付いてきます。昼寝と夜の睡眠の両方を合わせた睡眠時間も少し減り、13時間から15時間程度になります。

夜泣きが始まる

月齢6ヵ月~7ヵ月目頃から夜泣きが始まります。昼間は機嫌良く、お昼寝もきちんとしているのに、夜間の睡眠中に急に激しく泣きだし、なかなかおさまらず、お母さんは毎日睡眠不足に。

毎日夜泣きをする赤ちゃんもいれば、不定期に夜泣きをする赤ちゃんもいます。赤ちゃんの夜泣きが始まったら、お母さんも昼寝をするなどして疲れを溜め込まないようにしましょう。

月齢7ヶ月から8ヶ月の昼寝

月齢7ヶ月から8ヶ月の昼寝

生後半年を過ぎると離乳食が始まり、赤ちゃんにとっても毎日新しいことの連続。ハイハイやずりばいといった歩行に向けての動作も見られるようになり、昼間の活動がどんどん増えてきます。

昼間と夜間のメリハリもはっきりし、昼寝の回数は午前と午後の2回、睡眠時間もどんどん少なくなってきます。昼寝の時間は午前中に1時間程度、午後は2時間程度、昼寝と夜間の睡眠を合わせても11時間から13時間程度になります。

夜泣き以外にも寝ぐずりや後追いといった行為も多くみられるようになり、身体機能とともに精神的・知能的にもぐんぐん発達する時期。夜の寝つきに関しては、昼間の活動量が多いため、すっきり寝られることもあれば、昼間の興奮が冷めずになかなか寝付けないこともあります。

授乳後のうたた寝について

授乳後に眠くなりうとうとと眠ってしまう赤ちゃんもいますが、授乳後の寝かせつけに関しては、メリットとデメリットがありますので、赤ちゃんの睡眠パターンや夜間の睡眠時間などを考慮する必要があります。

この時点ではまだ昼寝のタイミングや時間をコントロールすることは困難ですが、夜間の睡眠をたっぷりめに取れるよう、昼と夜のメリハリをつけてあげることがポイント。一日3回たっぷり昼寝をし、授乳後も毎回うたたねをさせていると、就寝時間になってもなかなか寝てくれず、ぐずるという悪い習慣がつくおそれもあります。昼寝の前に授乳をするなどして、昼寝と授乳のタイミングを調整してみましょう。

月齢9ヶ月から満1歳頃の昼寝

月齢9ヶ月から満1歳頃の昼寝

昼と夜の区別がはっきりつき、離乳食も完了する頃になります。昼寝は午前中に30分程度軽く一回、午後に2時間程度まとめて寝る赤ちゃんが多くなります。満一歳を過ぎる頃から午前中に寝なくなり、昼食後にまとめて一回昼寝する赤ちゃんもいます。

この頃になると伝わり歩きや一人歩きが出来るようになる赤ちゃんも出てきます。昼間は活発に動き回っていますので、体内時計を整えるためにも毎日必ず戸外に連れ出し、紫外線対策を行った上で日光に当てるようにしましょう。夜の寝つきを良くするには、午後の昼寝から起きる時間が遅くならないよう注意しましよう。

赤ちゃんの昼寝で注意したいポイントとは?

赤ちゃんの昼寝で注意したいポイントとは?

赤ちゃんの昼寝でもっとも難しいポイントは、寝かせ方と起こし方ではないでしょうか?早く昼寝してほしいと、お母さんが焦ってもなかなか昼寝してくれない。いったん昼寝を始めると好きなだけ眠ってしまい、夕方になってもなかなか起きてくれない、そんな赤ちゃんも大勢います。

昼寝は赤ちゃんの成長にとって非常に重要な意味を持ちますが、反対に悪い寝方をすると夕刻になっても起きられず、夜間の睡眠に支障をきたしてしまいます。上手に寝かせる・起こすポイントについて見ていきましょう。

上手な寝かせ方のポイントとは?

上手な寝かせ方のポイントとは?

赤ちゃんを上手に寝かしつけるいちばんの方法は、毎日繰り返し同じ時間に寝かせつけること。大人に起床時から就寝時までの日課があるように、赤ちゃんにも毎日の規則的な日課が必要。赤ちゃんが毎日決まったスケジュールで過ごせるよう、起床から夜間の睡眠までのリズムを作ってあげましょう。

遠回りのように感じられますが、毎日同じ事を繰り返して行っているうちに、生活のリズムが身についていきます。入眠の儀式を夜間の睡眠だけでなく、昼寝にも応用し、毎日決まった場所で決まった方法で寝かせるようにします。

場所は布団でも座布団でもお母さんの都合のよいところでかまいません。寝かしつける際の手順として、毎日同じ音楽を流す、添い寝で背中をトントンする、寝かしつける場所を薄暗くする、昼寝用のブランケットを用意するなど、これから眠りますよ、という合図を赤ちゃんがうまくキャッチできるように環境を整えてあげましょう。

上手な起こし方のポイントとは?

上手な起こし方のポイントとは?

午後過ぎに寝たのに夕方になってもなかなか起きてくれない。このままだと夜の就寝時間がどんどん遅くなってしまう。

赤ちゃんの昼寝にこんな体験はつきもの。寝かしつけも大変ですが、一向に起きようとしない赤ちゃんを起こすのはもっと大変。新生児の場合は赤ちゃんに任せるしかありませんが、月齢が4、5ヶ月になり昼夜のリズムを認識できるようになったら、状況を見て赤ちゃんの昼寝のタイミングや時間を調整していくようにしましょう。

午後の昼寝から起きるタイムリミットを設ける、3時間以上は寝かせない、起きる時間になったら室内を明るくする、おむつを替える、体にタッチして覚醒を促すなど、上手な起こし方のコツはいろいろ考えられます。

赤ちゃんには一人一人個性がありますので、たった一つのやり方が赤ちゃん全員に通用するとは限りません。寝かしつけ同様、どのような方法で起こすと赤ちゃんが機嫌良く起きてくれるか、いろいろ試してみることが必要になります。

赤ちゃんの昼寝のメリット・デメリット

赤ちゃんの昼寝のメリット

赤ちゃん朝から晩まで育児に追われるお母さんにとって、赤ちゃんのお昼寝タイムは唯一ほっとできる貴重な時間。赤ちゃんが昼寝している間に、溜まってしまった家事や用事を済ませることも出来ます。

お母さんの都合だけでなく、赤ちゃんの健やかな成長にとっても昼寝は絶対不可欠。体力の不十分な赤ちゃんにとって、昼寝は疲れた体を回復させる大事な時間。このように昼寝のメリットは数限りなくあります。

新生児から幼児まで赤ちゃんに昼寝をさせることはいわば当たり前と考え、赤ちゃんが寝たがらないときでも無理やり昼寝をさせていませんか?確かに昼寝は赤ちゃんにとって必要なものですが、幼児期に入ってからの昼寝に関しては異論もあります。幼児の長時間の昼寝に関するデメリットについて挙げてみましょう。

幼児の昼寝のデメリットとは?

幼児の昼寝のデメリットとは?

保育園や幼稚園では午後のお昼寝タイムが設けられています。疲れを取り、体を休めるための昼寝にはメリットもたくさんありますが、その反面夜の就寝時間が遅れる、寝つきが悪くなる、夜更かしの習慣がついてしまうなどのデメリットもあります。

乳児の間の昼寝は大切ですが、保育園や幼稚園に通うようになってからの長時間の昼寝は考えものです。昼寝をさせる際には時間に制限を設け、夜間の睡眠に悪影響が及ばないようにしましょう。

昼寝をたくさんしたために、夜の寝つきが悪くなり、結果として夜更かし・朝寝坊をするといった悪い生活習慣を知らず知らずに身につけてしまいます。昼寝には良い昼寝と悪い昼寝があることをお母さんがしっかり把握しておきましょう。

赤ちゃんの昼寝はいつまで必要?

赤ちゃんの昼寝はいつまで必要?

赤ちゃんの中には5、6歳になるまでずっと昼寝を続けている子もいれば、満2歳を過ぎるころには昼寝をやめてしまう子もいます。赤ちゃんの睡眠パターンと睡眠時間には個人差がありますので、他の赤ちゃんと違うからといって神経質に考える必要はありません。

赤ちゃんの昼寝は赤ちゃんの身体の成長や精神状態の安定に大きく関わっています。夜間まとまった睡眠を取れない赤ちゃんは、不足分を昼寝で補っています。

昼寝をすると就寝時にぐずるからといって、昼寝の時間を極端に短くしたり、昼寝の習慣をストップさせるのは間違い。赤ちゃんの昼寝は具体的にいつまでという決まりはありませんが、注意したいのは睡眠時間のこと。

赤ちゃんの睡眠時間が不足しないようにする

赤ちゃんの睡眠時間が不足しないようにする

昼寝と夜間の睡眠を合わせた睡眠時間が不足していないかどうか、赤ちゃんの様子や体重、体調などを毎日きちんと観察するようにしましょう。昼寝の回数が減ったり、時間が短くなった場合、昼間疲れやすくないか、離乳食はきちんと食べているか、体重増加は標準範囲にあるかなど、赤ちゃんの様子や成長の度合いを綿密に観察します。

満2歳ごろになると昼寝をしたがらない赤ちゃんも出てきますが、この場合も決まった時間に必ず横になり習慣を付けさせることが重要。熟睡できなくても、20分から30分程度の昼寝が出来る環境を整えてあげましょう。

まとめ

赤ちゃんの昼寝について知っておきたいさまざまな情報を幅広くをご紹介しました。育児に疲れたお母さんにとっては、赤ちゃんのお昼寝タイムは自分の好きなことのできるリラックスタイム。

赤ちゃんが寝てくれるとホッとしますが、そのとき楽だからといってそのまま好きなだけ寝かせてしまうと、夜の寝つきが悪くなり、赤ちゃんだけでなお母さんも体力を消耗し、睡眠不足になります。

赤ちゃんの睡眠リズムを整えてあげるには、昼寝の回数やタイミング、時間をしっかりコントロールしてあげることが必要です。赤ちゃんが夜間に質の良い睡眠を取れるよう、上手に昼寝をさせる工夫をしましょう。

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