赤ちゃんのほっぺが赤い(頬の赤み)について知っておきたいこと

産まれたばかりの赤ちゃんの肌は、思わずスリスリしたくなるほど柔らかくて滑らかですよね。しかし、赤ちゃんの肌はとてもデリケートで少しの刺激でもトラブルが起きてしまいます。

赤ちゃんの肌に起きるトラブルはさまざまですが、気になるのが頻繁に赤くなる現象です。赤ちゃんのほっぺが赤くなるのは可愛いことですが、皮膚のトラブルの可能性もあるので注意が必要になるでしょう。

そこで、赤ちゃんのほっぺが赤いときの原因や対処方法など、さまざまな情報を詳しくご紹介していきましょう。

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赤ちゃんの肌はデリケート

赤ちゃんの肌はデリケート

赤ちゃんの肌は、とてもデリケートで少しの刺激でもトラブルになることがあります。なぜなら、赤ちゃんの肌は大人の皮膚の半分ほどの薄さしかないからです。そのため、水分が蒸発しやすく、皮脂が不足しやすい状態になります。

また、赤ちゃんは新陳代謝が活発なため、たくさんの皮脂を分泌しつづけ汗もたくさんかくことが多く、皮膚に汚れなども付きやすくなってしまいます。

赤ちゃんの肌がいかにデリケートか知っておき、丁寧にケアしていくことでトラブルを未然に防げるようにしておきましょう。

赤ちゃんの肌、ほっぺが赤くなる理由

赤ちゃんの肌が赤くなる理由には、さまざまなことがあります。温度に影響を受けている場合もあれば、病気が原因となっていることもありますので、詳しくみていきましょう。

温度変化のほっぺが赤くなる場合

温度変化の影響

赤ちゃんの肌が赤くなる原因として、温度変化がまず挙げられます。特に寒い場所から温かい場所に移動するに起こりやすいでしょう。寒い場所にいると身体の体温を保つ作用が働くため、血管が収縮します、しかし、温かい場所に移動すると一気に血管が拡張して血液が流れ始めるため、赤ちゃんのほっぺが赤くなります。

赤ちゃんの皮膚は非常に薄いため、血管が拡張され一気に血流量が増した血管の赤さがハッキリと現れるようになるのです。同じ現象が、お風呂に入った時にも現れます。

しもやけでほっぺが赤くなる場合

しもやけの影響

寒い季節に外で赤ちゃんのほっぺが赤くなった場合、しもやけを起こしている可能性があります。赤ちゃんは体温調整がまだうまくできないため、寒い季節に外に長時間いると、体温がどんどん奪われて血管が収縮し、血液が滞りやすくなってしまいます。すると、手先や足先、ほっぺなどが赤くなってしまうのです。

赤ちゃんのほっぺや手を触って、キンキンに冷えているようなら、しもやけを起こしている可能性が高いので温かい場所に移動し、しっかりと身体を温めてあげるようにしましょう。

体温の影響や熱でほっぺが赤くなる場合

体温の影響 熱

赤ちゃんのほっぺが赤くなるのは、体温が上昇したときにも現れます。身体をたくさん動かして汗をかいた時や、お布団をかけすぎて厚くなっている時などに起こりやすくなるでしょう。

ただ、室内でいつも通りに過ごしているのにほっぺが赤くなっている場合、発熱している可能性があります。気温の変化や服の着せすぎなどほっぺが赤くなる原因がない場合は、体温計で計測し熱があるようならすぐに病院で診てもらうようにしましょう。

乾燥の影響でほっぺが赤くなる場合

乾燥の影響 保湿が必要

赤ちゃんのほっぺが赤くなるのは、乾燥でも引き起こされます。赤ちゃんの皮膚は非常に薄く大人の半分しかないため、水分や油分をとどめておくことができません。そのため、乾燥する季節はほっぺがカサカサになり、肌荒れを起こして赤くなってしまうのです。

乾燥している時は、保湿することはもちろん、水分補給を行い身体の中から乾燥対策を行い、お部屋が乾燥しないように濡れタオルや加湿器などを活用するようにしましょう。

あせもや湿疹の影響でほっぺが赤くなる場合

あせもや湿疹

赤ちゃんのほっぺが赤くなるのは、皮膚にあせもや湿疹などのトラブルが起きていることがあります。皮膚が乾燥すると肌のバリア機能が失われてしまうため、ブドウ球菌などさまざまな細菌やウィルスによって肌荒れが引き起こされやすくなるからです。

また、赤ちゃんの爪は薄く顔を引っかいてしまうこともあるため、その傷口からトラブルが広がることもあります。ほっぺが赤くなり湿疹やジュクジュクした状態になっている時は、皮膚科を受診し塗り薬などを処方してもらうようにしましょう。

新生児座瘡でほっぺが赤くなる場合

新生児座瘡でほっぺが赤くなる場合

新生児から1ヶ月ほどは、胎児がお腹にいる間に浴びた男性ホルモンの影響で、皮脂分泌が活発になりニキビとなって現れ、炎症が広範囲に広がったり、赤ちゃんがニキビを掻いて雑菌が入り化膿してしまうことが原因でほっぺが赤くなります。

男性ホルモンは胎児の精巣が出来る頃に大量に分泌されるため、男の子の方が女の子よりも新生児ざ瘡になりやすく、なんと発生率に5倍の差があると言われています。生後3ヶ月ごろになれば男性ホルモンの分泌が止まるので、それ以降も治らない場合は病院で検査を受けてください。 ※新生児座瘡(しんせいじざそう)

赤ちゃんのリンゴ病の可能性

赤ちゃんのリンゴ病の可能性

赤ちゃんのほっぺが赤くなるのは、リンゴ病にかかっているからかもしれません。

リンゴ病は、正式には「伝染性紅斑(デンセンセイコウハン)」と呼ばれるもので、ヒトパルボウイルスB19型というウィルスに感染することで引き起こされます。2歳未満で乳児にかかることは珍しいですが、保育園などで感染することがあります。

リンゴ病の特徴

リンゴ病の特徴として、赤ちゃんのほっぺが赤くなることがありますが、その時注目していただきたいのが赤くなっている部分です。

両方の頬が赤くなっていたり、蝶が羽を広げたような斑点があったり、赤くなっている部分が少し盛り上がり痒みもありそうだったりする場合、リンゴ病の可能性が高いでしょう。

その他の特徴としては、ほっぺ以外にもお腹や背中、太ももなどに赤い斑点が出てきて広がってきたり、ほっぺが赤くなる1週間前から風邪のような症状が出ていたりする場合も、リンゴ病の可能性があります。

発疹は1週間~2週間ほどで治まりますが、完治していない状態で日光に当たったり入浴を行ったりすると、再度斑点が浮かび上がってくることがあるでしょう。

原因がわからない場合は受診を

原因がわからない場合は受診を

赤ちゃんのほっぺが赤くなるのが心配だという方や、いつもより元気がなくて具合が悪そうだと感じた方は、病院に行ってほっぺが赤い原因を診断してもらうようにしましょう。単に皮膚のトラブルだと思っていたのに、実はリンゴ病だったり発熱していたりする場合があるからです。

また、自己判断で間違ったケアをしてしまい、症状が悪化してしまう恐れもありますので、ほっぺの赤みが長引き原因がわからない場合は、一度病院を受診するようにしてください。

赤ちゃんのほっぺの赤み対策

赤ちゃんのほっぺが赤い時、どのように対策を摂るべきなのでしょうか。体調に変化がなく、体温もいつも通りで湿疹や斑点などが伴わない場合、気温や乾燥などが影響している可能性があるので、ひとつひとつ対策をとっていきましょう。

ほっぺの赤み 気温差の対策

気温差の対策について

赤ちゃんのほっぺが赤くなるのは、寒い季節に起こりやすいものです。寒いところから温かいところに入ってくると、収縮していた血管が一気に拡張して血流が増えることで赤みが出てきます。

気温差によるほっぺの赤みは、誰にでも起こるものですが、短時間で通常のほっぺの色に戻すためには、防寒対策と服の温度調整が必要です。

寒い外に出かける場合は、帽子をかぶったり、手袋をつけたりしてできるだけ寒さを感じないようにしてあげましょう。そして、温かい室内に入ったら、すぐに防寒着を脱ぐようにしてください。暖かい室内でいつまでも防寒対策していると、体温が上昇してますますほっぺが赤くなってしまいます。

ほっぺの赤み 暖房と厚着に注意

暖房と厚着に注意

赤ちゃんのほっぺが赤いとき、体温が上昇している可能性があります。暖房をつけすぎていたり、布団を重ねすぎていたり、厚着させていたりすると、ほっぺがどんどん赤くなってくるので、気をつけるようにしましょう。

赤ちゃんの体温は大人よりも高いため、少し薄着でちょうど良いくらいになります。首の後ろを触って汗をかいているようなら、かなり厚着をさせている可能性が高いので、1枚~2枚脱がせて薄着にしてあげましょう。

また、暖房をつけすぎて体温が上昇してしまうこともあるので、必要以上に高く設定する必要はありません。冬場でも、20℃~23℃くらいの暖房で充分快適に過ごすことができるでしょう。

赤ちゃんは、まだ体温を調整する機能が完成していないため、自分の体温をコントロールすることができません。ほっぺの赤さは、赤ちゃんの体温を表す大切なバロメーターでもありますので、こまめにチェックして快適さを保ってあげるようにしましょう。

ほっぺの赤み 乾燥対策

乾燥対策について

赤ちゃんのほっぺが赤いとき、周りの空気が乾燥していることがあります。暖房や冷房などを使っていると、思っている以上に空気は乾燥してしまいますので、注意が必要です。

赤ちゃんの肌は薄いため、空間が乾燥していると肌の水分も油分もどんどん奪われ、カサカサの赤いほっぺになってしまいます。それを防ぐためにも、濡れタオルを数枚室内に干したり、加湿器を赤ちゃんのそばに置いたりするなど、乾燥対策を取るようにしましょう。

また、水分が足りていないと肌の乾燥は回復しにくいので、おっぱいやミルクをたっぷり与え、離乳食が始まっている赤ちゃんは麦茶や白湯を飲ませてあげるようにしましょう。

ほっぺの赤み 肌の保湿が大切

肌の保湿について

赤ちゃんのほっぺが赤いとき、乾燥により皮膚が荒れ始めている可能性があります。肌が乾燥すると、さまざまな皮膚トラブルに発展する可能性があるので、早めに保湿をして対策しておくようにしましょう。

赤ちゃんの肌は非常に薄くデリケートなので、大人用の保湿剤は決して使わないようにしてください。大人用の保湿剤はさまざまな成分が含まれていて、高濃度になっていることが多いため、かえって赤ちゃんの肌に負担となり肌トラブルを引き起こしてしまう可能性があるからです。

化粧水でたっぷり保湿し、オイルやクリームなどでフタをして水分を閉じ込められるようにしましょう。オイルは、ベビーオイルだけでなく、オリーブオイルなど、口に入れても問題のないものを選ぶようにしてください。また、薬局などで手に入る刺激が弱く保湿効果の高い白色ワセリンもオススメです。

ただ、乾燥がひどい場合や自分で化粧水を選ぶのに抵抗がある場合は、皮膚科や小児科などを受診し、赤ちゃんでも使える保湿剤を処方してもらうようにしましょう。

赤ちゃんのほっぺの片方だけ赤い場合

赤ちゃんのほっぺが赤くなる理由は、ほとんどが気温の変化や体温の変化、病気の可能性、肌の乾燥です。いずれも両方のほっぺが赤くなることが多いですが、赤ちゃんのほっぺが片方だけ赤い場合もあるでしょう。赤ちゃんのほっぺが片方だけ赤いのは、皮膚の摩擦により肌荒れを引き起こしている可能性があります。

寝る時の向き癖が原因かも

寝る時の向き癖が原因かも

赤ちゃんのほっぺが片方だけ赤くなる場合、いつも同じ場所に寝かせて向き癖ができている可能性があります。赤ちゃんは、明るい場所や音の出る場所、人のいる場所を見る習性があるため、いつも同じ場所に寝かせていると、同じ方向ばかり向くようになってしまいます。すると、片方のほっぺだけがシーツやまくらで擦れ、赤みを引き起こしてしまうのです。

赤ちゃんに向き癖があると、頭の形が悪くなったり、姿勢に影響が出る可能性があるので、寝かせる場所を変えたり、90℃ずつずらしたりするようにしましょう。また、添い寝する側が同じだと、赤ちゃんの向き癖になりやすいので、左右のどちら側でも添い寝するようにしましょう。

抱っこの癖が原因かも

抱っこの癖が原因かも

赤ちゃんのほっぺが片方だけ赤くなる場合、いつも同じ方向に抱っこしている可能性があります。赤ちゃんによって好みの抱き方などは異なりますが、角度まで厳密にこだわる場合もあります。ただ、いつも同じ方向ばかりに抱っこしていると皮膚の接触する部分や、顔の向きが固定されるため、ほっぺが赤くなるなどトラブルが起きやすくなります。

ゴキゲンなときや、遊ぶ時は違う角度で抱っこするようにし、できるだけ抱っこの向きに癖をつけないように注意しましょう。

授乳癖が原因かも

授乳癖が原因かも

赤ちゃんのほっぺが片方だけ赤くなる場合、授乳する向きが固定されていることもあります。母乳で赤ちゃんを育てている場合、左右のおっぱいのバランスを保つために、右も左も同じように抱っこして与えますが、ミルクで育てている場合だと、片方で固定されやすくなります。

すると、抱っこの癖と同じように、片方のほっぺにだけ摩擦が起きやすくなってしまいますので、ミルクの場合も左右交互に抱っこして授乳するようにしましょう。

まとめ

赤ちゃんのほっぺが赤いときの原因や対策方法について、詳しくご紹介しました。赤ちゃんのほっぺが赤くなる原因はさまざまですので、わからない場合は病院で診てもらうようにしましょう。

ほっぺに現れる赤みは、赤ちゃんの健康を示す大切なバロメーターのひとつでもありますので、いつものように赤いからと軽視せず、その時の状況をきちんとチェックして、赤ちゃんが健やかに生活できるようサポートしてあげてくださいね。

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