赤ちゃんの平熱や体温の測り方について知っておきたいこと ?どれぐらい?月齢ごと 低い 高い 測り方 など

赤ちゃんの平熱は大人に比べると高いといわれていますが、一体どのくらいが平熱なのか、いまひとつ判断に迷ってしまいます。赤ちゃんの手足が熱っぽく感じられると、もしかして熱があるの?と不安になる新米ママやパパもいることでしょう。赤ちゃんが発熱しているかどうかを的確に判断するためには、赤ちゃんの平熱を知っておくことが不可欠です。

赤ちゃんの平熱はどのくらいなのでしょうか?月齢ごとに体温に違いがあるのでしょうか?赤ちゃんの平熱について、その特徴、正しい測り方、測るタイミングなど、赤ちゃんの平熱について知っておきたい情報を幅広くご紹介しますので、ぜひ参考にしてください。

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赤ちゃんの体温は?

赤ちゃんの体温は?

赤ちゃんの平熱は大人の平熱よりも高く、大人にとっては微熱の範疇に入る体温も、赤ちゃんにとっては平熱にすぎないことがあります。赤ちゃんの平熱を把握しておくことは、発熱や病気の発症など、いざというときに必ず役に立ちます。

赤ちゃんの平熱には個人差があり、36.5℃程度の子もいれば、37℃を軽く超えている子もいます。赤ちゃんの平熱を把握するためには、普段から定期的に体温を測り、記録しておくことが必要です。

赤ちゃんの体温が高めな理由は?

赤ちゃんの体温が大人に比べると高い理由はいくつかあります。どうして赤ちゃんの体温は高いのか、その理由についてまず挙げてみましょう。

皮膚が薄いため

皮膚が薄いため

赤ちゃんの体温が大人に比べて高くなる理由はいくつかあります。そのひとつは、赤ちゃんの皮膚の薄さ。体の深部の温度を示す深部温には、大人と赤ちゃんの違いがなく、どちらも38℃程度ですが、体温は皮膚の表面に近づくにつれて低くなります。

大人の平熱が低いのは、赤ちゃんに比べると皮膚が厚いため。赤ちゃんの皮膚は薄いため、皮膚温も大人ほど低くなりません。

体温調節機能が未熟なこと

体温調節機能が未熟なこと

もうひとつの原因は赤ちゃんの体温調節機能の未熟さ。体温調節機能が未熟で、免疫力が弱い赤ちゃんは、体温を上げることにより、病原菌やウイルスに対処しています。赤ちゃんがよく発熱するのはこのためで、普段の平熱も高めです。

また赤ちゃんの皮膚温は、外気温の変化や室内の気温・湿度の影響を受けやすく、これもまた体温を上げる原因になります。

赤ちゃんの食事摂取量の多さ

赤ちゃんの食事摂取量の多さ

赤ちゃんは体が小さい割に食事摂取量が多く、食事を消化吸収することにより発する熱、すなわち食事誘発性熱産生も多くなります。体が作り出す熱が多いことも、赤ちゃんの平熱を高くする原因のひとつと考えられます。

赤ちゃんの平熱はどのぐらい?変化するの?

赤ちゃんの平熱はどのぐらい?変化するの?

大人の平熱が36.5℃から37℃程度なのに対して、赤ちゃんの平熱は37℃前後。大人の平熱に個人差があるのと同様、赤ちゃんの平熱にも個人差があり、平熱の幅は36.5℃から37.5℃程度になります。

測る部位ごとに異なる体温変化

また赤ちゃんの体温は、体のどの部分を測るかによっても違ってきます。体温を測る一般的な部位は、わきの下や口の中ですが、他にも直腸や耳の体温を計測する方法もありますので、赤ちゃんの平熱を測る際には毎回同じ場所を測ることが大切です。

測る時間帯によって生じる体温の変化

赤ちゃんの平熱は時間帯や活動によって、たやすく変化します。午前、午後、夕方、夜、と時間が変化するとともに、赤ちゃんの平熱も微妙に変化します。授乳後、離乳食を食べたあと、泣いたあと、遊んだあと、戸外に出たときなど、活動量が増えたときや外部の影響を受けたときにも、体温は変化します。

赤ちゃんの平熱を正確に把握するためには、時間帯ごとの平熱を知っておくことも必要です。

時間帯ごとの赤ちゃんの平熱

赤ちゃんの平熱が時間帯によって変化することはすでに述べたとおり。もっとも低いのは早朝で、その後徐々に高くなり、夕方にピークを迎えます。その後は再び早朝にかけて少しずつ低くなっていきます。

大人であれ、赤ちゃんであれ、体温は時間帯とともに変化するもの。赤ちゃんの発熱を的確に把握するためには、普段から時間帯別の体温を計測しておくことが大切です。

月齢によって変化する赤ちゃんの平熱

赤ちゃんの体温は月齢が上がるとともに変化していきます。乳児期から幼児期、幼児期から学童期と成長につれて、赤ちゃんの平熱は微妙に変化しながら、次第に大人の体温に近づいていきます。

赤ちゃんの平熱の測り方

赤ちゃんの平熱の測り方

上述したように、体温は測る場所、時間帯、測り方によって微妙に変化します。その時々の赤ちゃんの体温を正確に把握するためには、正しい体温の測り方を覚えておかなければなりません。

赤ちゃんの体温の正しい測り方について、ポイントごとに詳しく挙げていきましょう。

赤ちゃんの体温はどの部位を測るの?

赤ちゃんの体温はどの部位を測るの?

大人の体温は通常わきの下か口内で測りますが、赤ちゃんの場合はどうでしょうか?赤ちゃんの体温はわきの下、あるいは耳の中で測ることが一般的です。

わきの下で測る場合には、ママがひざ上に赤ちゃんを抱っこした上で、赤ちゃんのわきのくぼみの真ん中に、体温計の先を下から上に向けてしっかりと付けます。赤ちゃんが動くと、わきが開き、正確に計測できません。ママが後ろから赤ちゃんの体をしっかりと抱きかかえ、赤ちゃんのわきが開かないようにすることがポイントです。

耳式体温計の特徴とは?

耳式体温計の特徴とは?

耳式体温計は検温時間が短いことが特徴で、じっとしてくれない赤ちゃんに適しています。眠っている赤ちゃんの体温も計測できますので、わきの下での検温がうまくできない赤ちゃんにお勧めです。

赤ちゃんの耳の穴の奥に体温計をさしこみますが、耳式体温計は長さが短く、赤ちゃんの鼓膜や耳の中を傷つけるおそれがありません。

耳式体温計で赤ちゃんを測るとき

寝ている赤ちゃんに対しては、顔を横向きにし、耳が正面にくる体勢を取ります。座った状態、あるいは立った状態で計測するときは、ママが片手で検温している側とは反対側を軽く支え、動かないように固定することがポイントです。

口内で体温を測る場合

口内で体温を測る場合

口内で測る場合は、体温計の先端を舌裏の根元の横にぴったりつけ、そのままじっと動かずに電子音が鳴るまで待ちます。これは赤ちゃんにとっては少し難しい方法といえるでしょう。口内での検温のやり方に自信がないときは、わきの下か耳の中で検温したほうが安心です。

赤ちゃんの体温の計測時間について

赤ちゃんの体温の計測時間について

体温の計測にかかる時間は、体温計の種類によって異なります。体温計には実測式と予測式があり、より正確な体温を得られるのは実測式になります。

正確な体温を計測できることがメリットの実測式ですが、検温終了まで10分間と時間がかかりすぎることがデメリット。じっとできない赤ちゃんにとって、10分間は長すぎます。この点予測式ならば、すばやく検温できますので、さっと体温を測りたいときは予測式が便利です。

予測式体温計について

予測式体温計で体温を測る場合のポイントは、電子音がピッと鳴るまでじっと静かに待つこと。何分かかるかは、測る場所やその他の状況によって異なります。電子音が鳴るまで、体温計をはずさないことがポイントです。

赤ちゃんの検温のタイミングについて

赤ちゃんの検温のタイミングについて

赤ちゃんの体温は時間帯ごとに微妙に違いますので、時間帯ごとの平熱を把握しておくことが大切です。体温を計測するタイミングは、起床時、昼食前、夕方、就寝前の四つ。授乳・離乳食の前後、入浴後、激しく泣いた後、室温や外気温が、体を動かした後は避けるようにします。

時間帯ごとの平熱を知っておくと、発熱しているのか、平熱の範囲内なのかを把握する手助けになります。ちょっと面倒ではありますが、赤ちゃんの体調が安定しているときを見計らい、一日四回時間帯ごとの体温を計測してみましょう。またこれは一回きりではなく、日にちを置いて数回測り、平均値を求めておきます。

赤ちゃんが熱っぽいのとき

赤ちゃんが熱っぽいのとき

赤ちゃんの手足や体を触ると驚くほど熱っぽいときがあります。赤ちゃんの平熱は大人よりも高いため、実際に発熱しているかどうかは、平熱と比較しなければはっきりわかりません。

赤ちゃんの手足や体が熱っぽいと感じたら、まず検温してみましょう。検温で得られた体温を平熱と比較しますが、このとき大切なのは時間帯ごとの平熱のばらつきを考慮に入れること。一日の体温差は1℃近くになることもありますので、ちょっと熱っぽいな、と感じられるだけでは、必ずしも発熱しているとはいえません。

赤ちゃんが元気で熱っぽい場合の対処法について

赤ちゃんが発熱した場合の家庭での対処法についてみていきましょう。発熱しているにもかかわらず、母乳/ミルクをよく飲んでいる、食欲がある、機嫌よく遊んでいる、元気そうな様子を見せている場合には、とりあえず様子を見ます。

厚着をさせていると体に熱がこもってしまい、皮膚温が急上昇することがあります。赤ちゃんが暑そうにしていたら、衣服を調整してあげましょう。布団のかけすぎていないか、室内を暖めすぎていないかもチェックしてみましょう。

赤ちゃんが発熱しているときの対処法

赤ちゃんが発熱しているときの対処法

熱っぽいな、と感じられる場合は、真っ先に検温してみましょう。赤ちゃんがぐずって検温できない場合は、赤ちゃんが落ち着くまでしばらく待ってみましょう。

検温で得られた体温を普段の平熱と比較しますが、それと同時に赤ちゃんの様子もじっくり観察しましょう。

高熱、ぐったりしている、母乳/ミルクを飲まない、顔色が蒼白、呼吸が苦しそう、意識が朦朧としている、五分以上痙攣している、嘔吐や下痢がある、血便がある、高熱で苦しそうなどの異常がみられるときは、発熱しているかどうかにかかわらず、医師の診察をすぐに受けることが必要です。¥

夜間に発熱した場合

夜間に発熱して病院に行くかどうか迷ったときに便利なのが、厚生労働省のこども医療電話相談。夜間や休日に赤ちゃんに突発的な症状が出たときに、医師や看護師に相談できる電話相談窓口です。

いますぐ急患として病院を受診したほうがいいかどうかのアドバイスに加えて、自宅でできる対処法や受診できる病院など、困っているママやパパをサポートしてくれる体制が整っています。いざというときのために、こども医療電話相談の使い方をしっかり覚えておきましょう。※参照1

まとめ

赤ちゃんの平熱や体温の測り方について知っておきたい情報を幅広くご紹介しました。赤ちゃんは皮膚が薄く、体温調節機能が十分にはたらいていないため、体温が上がりやすい状態にあります。また同時に気温の低下にも敏感に反応するため、皮膚表面が冷えやすいという特徴も備えています。

体温は健康を計るバロメーター。赤ちゃんが発熱しているかどうかを的確に判断するには、普段から平熱をチェックし、把握しておくことが必要です。赤ちゃんの体温を測り方をしっかり覚えておきましょう。
※参照1 厚生労働省 こども医療電話相談事業

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