赤ちゃんの後追いについて知っておきたいこと

赤ちゃんにとって、お母さんという存在はなくてはならないものです。いつもお母さんと一緒にいるという安心感が、赤ちゃんの健康な心と身体を育みます。ただ成長する過程で、少しでもお母さんの姿が見えなくなると途端に泣き出し始める時期が出てきます。

いわゆる「後追い」と言われる症状ですが、後追いが始まるとお母さんは少しの時間も赤ちゃんから離れることができません。トイレの時間も家事もままならなくなるため、イライラしてしまったりストレスを抱えてしまったりするお母さんも多いことでしょう。

そこで、赤ちゃんの後追いはなぜ起きてしまうのか、そして効果的な対処方法にはどんなものがあるのか、幅広くご紹介していきますので参考にしていただければと思います。

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赤ちゃんの後追いとは

後追いとは

お母さんの姿が見えなくなると泣き出してしまう「後追い」ですが、具体的にはどのような症状のことを言うのでしょうか。後追いは、お母さんの後を追いかけてくる様子のことを言います。

お母さんが目の届く範囲にいないと、急に一人ぼっちになったような気分になり、泣きながらお母さんを探し求めて追いかけてくるのです。たった数秒でもお母さんの姿が見えないと後追いが始まるため、少しトイレに行くだけでも大泣きされてしまいます。

後追いが始まると、お母さんは家事のことも自分のこともできなくなってしまうため、ストレスが溜まりやすくなってしまうのです。

後追いが起きる時期

後追いが起きる時期

赤ちゃんの後追いは、いつぐらいから見られる症状なのでしょうか。赤ちゃんによって個人差はありますが、生後6ヶ月あたりから後追いが始まるようになり、後追いの症状がピークになるのは生後8ヶ月前後だと言われています。

後追いが治まる時期としては生後11ヶ月~1歳になるくらいと言われていますが、自立心が芽生える3歳くらいまではお母さんの存在を必要とする傾向が続きます。ほとんどの赤ちゃんが1歳ぐらいに歩き始めるのと一致しています。

おそらくそれまではお母さんと赤ちゃんが中心の狭い世界でしたが、歩き始めて世界が一気に広がり赤ちゃんの興味や好奇心の対象が増えるため、後追いが無くなるのでしょう。

ただ、外出が少なく母子二人きりの生活を続けていたり、赤ちゃんがお母さんの愛情を十分受け取ったと実感しないと後追いが長引く傾向にあるので、公園に遊びに行ったりコミュニケーションを沢山とるよう意識してみましょう。

後追いの理由、原因

後追いの原因

赤ちゃんに後追いの症状が出てくるのは、なぜなのでしょうか。生後6ヶ月くらいまでは、視力が弱くまだ周りを認識する力が弱いため、お母さんという存在がいることは理解できていても具体的に把握していません。

しかし、次第に視力が上がってきてお母さんの顔を認識できるようになり、他の人とお母さんの違いをハッキリ見分けられるようになると、お母さんと言う存在が見えなければ不安に感じるようになってしまうのです。

後追いが始まる時期には、人見知りも起きやすいと言われていますが、それはお母さんという存在を強く認識している証拠だとも言えます。

赤ちゃんのひどい後追いで家事もできない

一瞬と永遠の違い

赤ちゃんの後追いが始まると、赤ちゃんの視界から少しでも姿を消せばすぐに泣き出してしまうので、お母さんとしては大変です。

「すぐに戻ってくるからね」と声をかけたとしても赤ちゃんはまだそれを理解できないため、その一瞬が永遠の別れのように感じてしまうのです。ただ、お母さんもゆっくりお風呂に入りたいこともありますし、トイレの時間を無くすことはできません。

お父さんや家族に子守を頼んだとしても、お母さんがいなければ泣き止まないという状態になってしまうため、強いストレスを抱え始めてしまいます。

ひとりでストレスを抱えてしまうと、母乳の出方に支障が出てきたり、鬱状態になったりしてしまうので、そうならないためにも、後追い対策をしていきましょう。赤ちゃんの後追いはどのように対処すれば軽減されていくのか、具体的な対処方法をご紹介していきます。

赤ちゃん後追い対策

オモチャを利用して乗り切る

オモチャを利用して乗り切る

赤ちゃんの後追い対処方法として、オモチャを利用して少しの時間を確保するというものがあります。生後6ヶ月くらいから、音の出るオモチャに興味を示すことが増えてくるため、楽器や鈴など音の出るオモチャで興味を引き付けていきましょう。

自動で動きながら音を出すオモチャなら、赤ちゃんは観察しながらそちらに集中し、後をついていくようになります。また、手首に小さな鈴をつけて動くたびに音がなるようにしておき、ちょっとした動きで手首の鈴に関心が向くようにしておきましょう。

オモチャの音に夢中になっていると、赤ちゃんはお母さんがいないという事に気づきにくくなります。トイレに行くときや家事をしたい時などは、音の出るオモチャにバトンタッチしておきましょう。

視界が広い位置を探す

視界が広い位置を探す

赤ちゃんの後追い対処方法として、部屋の中で一番遠くまで見渡せる場所を見つけておくのもオススメです。

例えば、リビングの中心で遊んでいると、ちょっと廊下に移動するだけでお母さんの姿は見えなくなってしまいますが、廊下の端で遊んでいれば、遠くまで一気に見渡せることができます。

ちょっと洗濯物を取りに行く、ちょっとトイレに行くという時は、廊下に赤ちゃんを移動させ、目が届きやすいようにしてから移動するようにしましょう。

何か用事をしたい時は、赤ちゃんの視界を考えて見えやすい位置に移動してから、自分が移動するようにすると泣く回数が減っていきます。

ドアを締め切らない

ドアを締め切らない

赤ちゃんの後追い対処方法として、ドアを完全に締め切らないという対策も効果的です。トイレやお風呂などはドアを閉めてしまうとお母さんの顔が見えなくなってしまいますので、赤ちゃんから見えるように半分開けておくようにしましょう。開けっ放しがどうしても難しい場合は、一緒に入ってしまうのもオススメです。

赤ちゃん専用のイスをトイレの中に設置しておけば、赤ちゃんも安心し続けることができるでしょう。

お風呂の場合、赤ちゃんは下着をつけたまま洗い場に座らせておき、自分がしっかりお風呂済ませてから、赤ちゃんをお風呂に入れると効率よくできます。

とにかくおんぶ!で密着

とにかくおんぶ!

赤ちゃんの後追い対処方法として、思う存分お母さんと一緒にいさせるというものもあります。どこに行くのもお母さんと一緒にすることを徹底することで、不安を感じることなく、気持ちを満足させていくことができます。

おんぶをしながら家事を行うのは大変ですが、いつまでも続くことではありませんので今だけのことと捉え、踏ん張りましょう。

また、家族がいる場合は家族に赤ちゃんをおんぶしてもらい、常に隣で立ってもらうことで赤ちゃんの気持ちを満たすことができます。

赤ちゃんとしっかりスキンシップを取っておくほど、後追い症状が治まる時期が早まると言われていますので、とことん向き合うことで徐々に気持ちを安定させていくようにしましょう。

後追いでのトラブルに注意を

後追いの注意点

赤ちゃんの後追いは、ある日突然始まることもあります。そのため、いつもなら問題ないと思っていた場所に侵入してくる可能性もあるので注意が必要です。

火や刃物を使う台所や、段差のあるベランダ、物がたくさん積みあがっているクローゼットなど、気づいたら思わぬ距離まで近づいていることもあります。

思わぬ怪我をしてしまわないように、赤ちゃんが侵入すると危険だと感じる場所は、あらかじめガードを設置しておき入れないようにしておきましょう。

後追いしない赤ちゃん

後追いしない赤ちゃん

周りのお母さんが「後追いして大変」と言っている中で、自分の赤ちゃんは後追いしない、と不安に駆られるお母さんもいらっしゃるのではないでしょうか。

後追いする・しないは赤ちゃんの性格や生活環境によって異なりますから、後追いしないのと発達の遅れは全く関係が無いので安心してください。

のんびりしていたり慎重な赤ちゃんは、お母さんを追いかけようかと迷っている内にお母さんが戻ってくる場合もありますし、また家族が多い家庭ならばお母さんがいなくても常に誰かが周りにいる環境なので、赤ちゃんが不安になりません。後追いしなくて心配と考えるよりは、後追いしなくてお母さん思いな子だと思ってみては。

まとめ

赤ちゃんの後追いについて原因や対処方法について詳しくご紹介しました。お母さんじゃなきゃダメ!と必死に求めてくれるのは嬉しいことですが、後追いが毎日続くと大変です。

さまざまな対処方法を実践し、たっぷりとスキンシップを取って心を満たしていきましょう。きちんと後追いに向き合うことで、後追いを卒業する時期も早まってきます。赤ちゃんとのスキンシップを第一に、大変な後追い時期を乗り越えていってくださいね。

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