女の子の赤ちゃんの育児で知っておきたいこと

現在は子供を生むなら女の子がいい、という女性が多いです。日本の国民性調査※1では「一人だけ子供を生むならどの性別がよいか」という問に対して女性の場合、女の子が欲しい割合が男の子の3倍近いという非常に顕著な数字として表れています。

昔から女の子は育てやすいと言われていますし、同性だからこそ考えていることが分かるという部分が「女の子が欲しい」という意見につながると考えられます。

しかし実際に女の子が生まれると思っていたより大変というお母さんが多く、出産前のイメージとの違いにショックを受けるケースも多いです。そこでどの点がイメージと異なるのか、どのように女の子を育てていけばよいのかを詳しくご紹介していきます。

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女の子の特徴

女の子の特徴

女の子は生まれた時から泣き声も体つきも女の子らしいです。あまりの可愛らしさに、両親は庇護欲をかき立てられるに違いありません。

男の子は妊娠初期から中期にかけて男性ホルモンを大量に浴びて生殖器・体つき・感情などに影響していきますが、女の子には男性ホルモンを浴びることがない代わりに、妊娠中に増えるエストロゲンを浴び続けます。

このエストロゲンシャワーを浴びるとどのように変化し、男の子とどの点が異なるのかを見てみましょう。

体が柔らかい

体が柔らかい

男の子は生まれた時から体ががっしりしていますが、反対に女の子は体重や身長も少なく体が柔らかいのが特徴です。

エストロゲンを多く浴びていたために筋肉もあまり増えず皮膚も柔らかくなり、新生児の時はその頼りなさにおっかなびっくりだった方も多いでしょう。

ただ、筋肉につられて関節や靭帯もゆるくなるため、先天性股関節脱臼などの病気が発生しやすいのが難点かもしれません。

協調能力がある

協調能力がある

男の子はおもちゃなど物に対して興味を持ちますが、女の子は早いうちから周りの人に対して興味を持ち始めます。

そして周りの人と何かを一緒にすることを好むようになるので、お友達作りが上手だったり小さい子の面倒を見るのが得意です。しかし、周りの人間に集中するあまり自分のことは後回しになってしまい、結局自分のことはお母さんにすべてしてもらうこともあります。

雰囲気を察するのが上手

雰囲気を察するのが上手

育児のストレスを感じて疲れていると、赤ちゃんがそばに寄ってきて慰めてもらったことはないでしょうか。

特に女の子の赤ちゃんに多いのですが、このようにお母さんの気持ちを雰囲気から理解して、それを改善させるような行動をとるのがとても上手です。

協調行動と同様に、相手の気持ちを思いやることが出来るのが女の子の大きな特徴といえるでしょう。

甘いものが好き

甘いものが好き

女性はスイーツに目がありませんが、それは赤ちゃんでも同じなのです。女の子は特にドーパミンという神経伝達物質の生成を抑える遺伝子があると甘いものやカロリーの高いものを好みます。

ミルクに関しても、甘めのミルクを好む傾向にあります。生まれた時から女の子は甘いものが好きなのでしょう。もちろん個人差がありますので、甘いものよりしょっぱいものが好きという女の子もいます。

言葉を話すのが早い?

言葉を話すのが早い?

女の子は言葉を話すのが早いと言われていますが、現在では同じ条件下ならば男の子と明らかに差が出るような事はないということが分かっています。

どうやら女の子の赤ちゃんとお母さんとの関わり方は、男の子の赤ちゃんのそれとは違うために、女の子は早く話し始めると考えられます。

例えば、男の子にはつい○○しなさい!という命令口調で同じような言葉を繰り返すだけですが、女の子は小さくても同性として通じる部分があるため、自然と色々話しかけるようになります。この違いが言葉を話し始める時期の違いにつながるのです。

どんな将来を送って欲しい?

どんな将来を送って欲しい?

赤ちゃんが成長してどんどん可愛くなってくると、この子は一体どんな子になるのかなと想像してしまいますね。

男の子なら一人前になって欲しい・責任のある人間になって欲しい・成功して欲しいなど結構具体的な将来を希望しますが、女の子には幸せになって欲しいと思うのみではないでしょうか。

しかし「幸せになって」といっても、家族を持って幸せなのか仕事で毎日充実して幸せなのか、漠然としすぎて理解しきれない部分があります。こうなって欲しいという赤ちゃんの将来と育児はリンクしていますから、両親がしっかり話し合って方針を決めていく必要があります。

お母さんが見本

お母さんが見本

女の子は赤ちゃんの時から、周りの人の真似をしてコミュニケーションをとるのが上手です。いつも一緒にいるお母さんの真似をする赤ちゃんが多いですが、真似し続けていれば赤ちゃんの性格や行動に影響するのは当たり前です。

ですから、お母さんが率先して赤ちゃんにこうなって欲しいと思うような行動をとって真似をしてもらいましょう。言葉遣いや仕草はもちろんですが、まずはお母さんがたくさん笑って楽しく幸せであることを見せるのが大事です。

もし、赤ちゃんがお母さんの真似といってしかめ面をするのならば自分が知らない顔ということですから、即刻、鏡を見て直しましょう。

両親の仲の良さを見せる

両親の仲の良さを見せる

女の子に望むのはやはり「ご主人といつまでも仲良く幸せな家庭を築いて欲しい」ということです。それにはやはり、お父さんとお母さんがいつも仲良くしているのを見せる必要があります。

見ているうちに赤ちゃんも自然と「ああなりたい」と思うようになるので、赤ちゃんのいる前では仲良くすることを心がけてください。

赤ちゃんは分からないからとご主人の悪口を言ったり邪険に扱っていると、雰囲気や心の動きに敏感な女の子の赤ちゃんは、家族にネガティブなイメージを持ってしまいかねません。イライラした時や夫婦喧嘩になりそうな時は、少なくとも赤ちゃんが眠るまで待ってください。

お父さんと女の子の赤ちゃんの関わり方

お父さんと女の子の赤ちゃんの関わり方

女の子はやはり可愛いですから、何でも言うことを聞いてしまうお父さんも多いでしょう。しかし優しいきちんとした女の子になるには、お母さんには出来ない部分をお父さんがサポートして二人で協力して赤ちゃんを育てる必要があります。

「パパ嫌い」と言われるのが嫌でお母さんの悪口を言ったり、何でも買い与えるようでは、反対に悪影響を与えるばかりです。

父親が育児参加をすると、子供の言語能力・自尊心・社会性が高まると言われていますから、育児を妻にまかせきりだった方もこれからしっかり赤ちゃんと関わっていきましょう。

手を出す・出さないを見極める

手を出す・出さないを見極める

女の子の赤ちゃんの成長は早く、少し前に言葉が出てくるようになったと思ったら一気に話し始めてタジタジしてしまったお父さんも少なくありません。

特に女の子の赤ちゃんは自分が何かが出来るようになると、周りの大人が手伝おうとするのを嫌がります。お父さんとしては、心配だし失敗して泣かれても困るということで干渉してしまいがちですが、反対に怒らせてしまったり不機嫌にしてしまう原因になります。

大丈夫かなと心配になってしまいますが、危ない時のフォローを万端にした後は思い切って赤ちゃんにやらせてみましょう。女の子はやってみてダメな時は理解しますから、お父さんは何でもダメというのではなく、まずは手を出す・出さないの見極めをしっかり行いましょう。

何気ない一言がコンプレックスになる可能性が

何気ない一言がコンプレックスになる可能性が

女の子の赤ちゃんにとって、お父さんは初めて接する異性です。お父さんがすべての異性を代表していると言っても良いくらいで、自分に対する愛情のかけ方や接し方が将来パートナーを選ぶ上での基準になると言われているほど影響があります。

また、お父さんにとっては何気ない、冗談のひとつである「可愛げがない」「太っている」といった言葉は、お父さんが思う以上に赤ちゃんにネガティブなセルフイメージを植えつけてしまいます。

女の子は嫌な思い出をずっと覚えていますから、その一言がコンプレックスを引き起こし消極的になってしまうこともおおいに考えられます。お父さんは家庭内で話す言葉には十分注意しましょう。分からない時はお母さんに確認してもらうと客観的に判断できます。

女の子の赤ちゃんの育児で気をつけること

女の子の赤ちゃんの育児で気をつけること

女の子は赤ちゃんである時期が少ないといわれています。体の発達は男の子と変わらないかもしれませんが、特筆すべきは精神的成長の速さで、お母さんが思う育児の仕方があっという間に赤ちゃんの成長についていけないこともありえます。

ですから赤ちゃんの様子をチェックしながら、接し方を変えていく必要があるでしょう。女の子の赤ちゃんは成長するにつれて口が達者になり、大人でもやりこめられてしまうことがしばしば出てきます。

だからと言ってむきになって相手をすれば赤ちゃんと同レベルになってしまいますから、赤ちゃんに対してイライラすることが出てきたとしても落ち着いて対処するように心がけてください。

赤ちゃん扱いしない

赤ちゃん扱いしない

話せるようになってお姉さんぽくなると、赤ちゃん自身も「自分は何でも出来るお姉さん」だと思うようになります。しかし、やはりそこは年齢どおりのことしか出来ません。

そこでお母さんが出来ないからと取り上げてしまうと、男の子の場合は他のおもちゃなどを渡すとすっかり忘れてしまいますが、女の子の場合はそのことに固執してずっと怒っていたり反抗してしまいます。

女の子は赤ちゃんであっても赤ちゃん扱いしないことが大事で、自分がしたいと言った時は出来ないと分かっていてもやらせて見ましょう。しかしもし出来なかったとしても「やっぱり出来ないでしょ」と言うのはNGです。「次頑張ろうね」と声をかけたら、ささっと手伝い終わらせてしまいましょう。

お手伝いを希望したらどんどんやらせよう

お手伝いを希望したらどんどんやらせよう

女の子はお母さんがしていることを真似したがります。最初はお玉を持つところから始まって勝手にお化粧をしてみたり、もう少し大きくなれば洗濯物を取り込んだりお皿を運んだりとお手伝いをしてくれるようになるでしょう。

やはりまだ赤ちゃんですから失敗も多いですが、これから成長して親元を離れて生活するには、こういった細かな家事が必要不可欠です。

必要になってからでは遅いので、なるべくなら失敗には目をつぶって、赤ちゃんがお手伝いをしたいと希望しているうちにどんどんお願いして習慣にしていきましょう。成長すればお手伝いも上手になってきますから、お母さんも楽になりますね。

自分と同じと思わない

自分と同じと思わない

自分が産んだ女の子だからと、お母さんはどうしても自分と赤ちゃんを同じように考えてしまいがちです。しかし実際は別個の人間ですから、お母さんが好きな服や趣味が同じように好きな赤ちゃんもいれば、嫌いな赤ちゃんだっているのです。

お母さんにその気持ちが強いと赤ちゃんに押し付ける形になって、赤ちゃんは我慢を強いられてしまいます。自分の好みと合わないとしても、赤ちゃんが好きなものを選ばせてあげてください。

ピーナツ親子ってなに?

ピーナツ親子ってなに?

ひとつの殻の中に仲良く二つ並ぶピーナツのように、非常に仲の良い母子をピーナツ親子と呼ぶことがあります。

仲が良いのはいいことですが、この場合は仲が良すぎてお互いに依存しあい親離れ・子離れが出来ない状態で、結婚しても実家に入り浸って家事を全くしない、母親が娘のように振舞うなど行き過ぎた関係になってしまうことがあります。

こういった事態を避けるためにも、子供は親離れするものと考えて育児をしていきましょう。

女の子よりもその子としての育児を

女の子よりもその子としての育児を

女の子が欲しいというお母さんは、育てやすい以外にも可愛い服を着せたい・一緒にお出かけしたいなどの理由を挙げています。

同性として一緒に楽しいことをしたいという理由なのですが、その子の個性が置いてけぼりになって「女の子」の育児がメインとなる可能性がでてきます。

女の子でもおてんばで男の子のような遊びをするのが大好きな子がいますから、女の子は大人しい・母親の言うことを聞いてくれるといったイメージは捨ててその子に合った育児をしていきましょう。

まとめ

女の子の赤ちゃんは体も丈夫で成長も早いので、育てやすいと言われています。しかし、成長が早い分体の成長とのバランスが取れない時もありますし、小さいな頃から将来どうなって欲しいかを考えて育児をしていく必要があります。

女の子は周りを見て育ちますから、まずは両親が仲良くしてお母さんは女の子の理想となるように行動や言葉使いを見直しましょう。女の子は他人が困っている時に助けてくれる優しさがありますから、その優しさを大事にして女の子の育児ではなく、その子に合った育児をするように気をつけましょう。

※1参考:日本の国民性調査

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