赤ちゃんの散歩について知っておきたいこと いつから 時間帯 時間 ベビーカー

赤ちゃんが生まれてからしばらくの間、お母さんは頻回授乳、おむつ替えや沐浴に追われ、ほっと一息つく時間もありません。生後1、2ヶ月目までは、お母さんにとって精神的にも身体的にも非常に辛い時期といえるでしょう。一日中赤ちゃんのお世話に明け暮れ、家の中で朝から晩まで過ごす日がひたすら続きます。

そんな中、赤ちゃんのお世話に忙しい毎日にも慣れ、気持ちに少し余裕が出てくると、今度は赤ちゃんと一緒に戸外に出かけたくなります。一日中家にこもっていると、気が滅入ってしまうのは当たり前。赤ちゃんと一緒に散歩にでかけてみたい!と思うお母さんもいるはずです。

赤ちゃんの散歩はいつから?散歩を行う時間帯や注意点、散歩に持っていくべきものや赤ちゃんの服装など、赤ちゃんと散歩をする前に知って知っておきたい情報をご紹介します。

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赤ちゃんの散歩はいつから大丈夫?

赤ちゃんの散歩はいつから大丈夫?

赤ちゃんの外出がいつから可能?という疑問に対しては、いろいろな意見が聞かれます。必要があれば退院後すぐから外出してもかまわないという意見もあれば、1ヶ月検診後からにすべきという意見も聞かれます。

さらに小児科医によっては、赤ちゃんの外出は生後3ヶ月以降にしたほうが安心という方もいて、赤ちゃんと散歩や外出を楽しめるのは、一体いつからなの?と混乱してしまいます。

赤ちゃんの散歩をいつから始めるかは、いろいろな点を考慮に入れた上で判断しなければなりません。一般的に赤ちゃんの外出は、乳児1ヶ月健診以降にしたほうがいいといわれています。どうして一ヵ月健診以降にしたほうがいいのか、この点についてくわしくみていきましょう。

赤ちゃんの散歩は一ヵ月健診後から?

赤ちゃんの散歩は一ヵ月健診後から?

赤ちゃんの散歩・外出に関しては、乳児1ヶ月健診以降にすべき、という意見が多く聞かれます。まず一ヶ月健診を受け、その上でなにも問題が見つからなければ、その後お宮参りを済ませる流れが一般的といえるでしょう。

日本では昔から赤ちゃんの初の外出はお宮参り、というパターンが主流でした。生後1ヵ月目まではいろいろなリスクがあるため、少なくとも1ヵ月間は特別な事情がない限り、外出しないほうが安心です。

赤ちゃんの早すぎる散歩のリスクは?

どのようなリスクがあるのか、ひとつずつ挙げていきましょう。

赤ちゃんは体温調節機能が未熟なこと

赤ちゃんは体温調節機能が未熟なこと

赤ちゃんの体温調節機能はまだ完全に整っていませんので、室内の気温との差が大きい場所に赤ちゃんを連れ出すのはお勧めできません。戸外に散歩に行く際には、気温や湿度、周囲の環境などに十分留意する必要があります。

外の世界での感染症のリスク

外の世界での感染症のリスク

赤ちゃんはまだ免疫力が弱く、体力もないため、感染症にかかるリスクがあります。赤ちゃんはお母さんから抗体をもらっているので、生後半年頃まで病気にかからないはず、と思っているお母さんもいるようですが、これは勘違い。

生まれてすぐの赤ちゃんは、胎盤をとおしてお母さんからもらった抗体のはたらきにより、さまざまなウイルスや細菌などから保護されていますが、これらの移行抗体は、お母さんがかかった病気からできた抗体であり、それ以外のウイルス・細菌に対しては効果がありません。

赤ちゃんはまだ体力もなく、抗体をつくるはたらきも十分ではありませんので、あまりに早い時期からたくさんの種類のウイルスや細菌にしまうことは、絶対にお勧めできません。感染症のリスクを避けるためには、赤ちゃんの散歩は、赤ちゃんにある程度体力がつき、免疫力が高まるまで待ったほうが安心です。

母子免疫について

母子免疫について

赤ちゃんがお母さんからもらう抗体は母子免疫とよばれています。母子免疫には二種類があり、ひとつはお母さんの胎内にいる間にもらうもの、そしてもうひとつは母乳をとおしてもらうものです。これら二種類の抗体にはそれぞれの役割があり、どちらも赤ちゃんの免疫機能にとって重要な役割を果たしています。

胎内にいるときにお母さんからもらった抗体は、生後4、5ヶ月頃になると効果がなくなってきます。これにかわり、赤ちゃん自身がウイルスに対する抗体を作るようになります。

母乳をとおして受け取る抗体は、生後すぐに分泌される初乳に豊富に含まれています。母乳を飲んでいる限り、赤ちゃんはお母さんからずっと抗体を受け取り続けますので、母乳授乳はできるだけ長く続けることが大切です。

お母さんが感染症にかかるリスクがある

お母さんが感染症にかかるリスクがある

とくに理由がないにも関わらず出産後すぐに外出すると、赤ちゃんだけでなく、お母さんに対するリスクも生じます。とくに感染症やインフルエンザが流行しているときは、出産後体力が落ちているお母さんにとっても、リスクが大きい時期といえるでしょう。

赤ちゃんとの散歩を始めるタイミングについて

赤ちゃんとの散歩を始めるタイミングについて

赤ちゃんの散歩をいつから始めるかに関しては、医師によってもいろいろな意見があり、お母さんが迷ってしまうのは当たり前。上述したように、赤ちゃんの外出は1ヶ月健診以降に始めることが一般的です。しか1ヵ月過ぎたからといって、必要がないにもかかわらず、赤ちゃんを不特定多数が集まる場所に連れ出すのは考えもの。

生後2ヶ月目の赤ちゃんは、まだ自分で抗体を作ることはできません。お母さんからもらった抗体は備わっていますが、お母さんがかかったことのない風邪のウイルスに感染してしまうおそれは当然あります。生後2ヶ月目というと、まだ首もすわっていない時期ですので、散歩に出かける際には十分に注意した上で出かけましょう。

生後1ヶ月目に外出する場合

赤ちゃんとの散歩は、できれば1ヶ月健診以降にしたほうが安心です。しかし赤ちゃんの急病やお母さんの差し迫った用事により、どうしても赤ちゃんと一緒に外出しなければならないこともあるでしょう。

赤ちゃんの外出は1ヶ月健診以降、というのはあくまでも目安。実際にはその時々の状況や必要に応じて、適切に判断し行動することがもっとも重要です。

赤ちゃんの散歩を始める前に

赤ちゃんの散歩はある日突然いきなり始めるのではなく、手順を追ってはじめることをお勧めします。赤ちゃんを外気に慣れさせ、戸外の環境に連れだす際の段階について詳しくみてみましょう。

赤ちゃんの散歩はまず慣らす!段階を追って行う

赤ちゃんの散歩はまず慣らす!段階を追って行う

赤ちゃんをいきなり散歩に連れ出すのではなく、ひとつずつ段階を追って、外気や戸外の環境に少しずつ慣れてもらいましょう。

赤ちゃんの散歩の最初の段階は、部屋の窓を開け、外気を取り込むこと。密閉された空間に新鮮な空気を取り込みまょう。これに慣れたら、今度はベランダに出て外気浴。その後は赤ちゃんをベビーカーに乗せ、家の周囲を短い時間散歩してみましょう。

これでとくに問題がないようであれば、少し離れた場所にチャレンジ。近所の公園や遊歩道など、お母さんにとっても赤ちゃんにとってもリラックスできる空間を選ぶことがポイント。スーパーやデパートなど混雑する場所はこの時点では避けるようにします。

これに赤ちゃんが慣れてきたら、少しずつ散歩の時間を長くし、出かける場所に変化をもたせてみましょう。ベビーカーでの散歩に問題なく適応できれば、今度は車での外出も計画できます。

赤ちゃんの散歩は赤ちゃん優先で

赤ちゃんの散歩は赤ちゃん優先で

大人にとってはなんでもない散歩も、赤ちゃんにとっては未知の領域。お母さんにとって赤ちゃんとの散歩は、心身ともにリフレッシュできる小さな楽しみですが、体力と免疫力の低い赤ちゃんにとっては、やり方がまずいと体力を消耗させる辛いアクティビティに。赤ちゃんの散歩は適切な方法で行うことが大切です。

赤ちゃんと散歩に出る際には、赤ちゃんの体力や免疫力のことを十二分に考慮しましょう。またその日の体調や気温に留意することも大切。赤ちゃんの散歩は、赤ちゃんの体や健康を最優先にし、行き先や時間帯、散歩する時間を決めましょう。

赤ちゃんの散歩の時間帯はいつが最適?

赤ちゃんの散歩の時間帯はいつが最適?

赤ちゃんの散歩に最適な時間帯ですが、これは季節や外気温に応じて適切に変えていかなければなりません。季節ごとの目安を挙げてみましょう。

春と秋の散歩

暑くもなく、寒くもない春と秋は、赤ちゃんにとって過ごしやすい時期。春や秋の赤ちゃんの散歩は、午前中から午後過ぎまでのタイミングがお勧めです。

夏の散歩

気温が上がり、日差しが厳しくなる夏の間は、午前中の早い時間帯、あるいは夕方以降が適しています。室内との気温差が大きくなる時間帯は避け、涼しいうちに散歩を済ませましょう。

冬の散歩

気温が低くなる冬に赤ちゃんと散歩をする際には、気温が比較的高いお昼過ぎが絶対のタイミング。午前中や午後過ぎは気温が低いため、赤ちゃんが風邪を引いてしまうおそれがあります。

赤ちゃんの散歩の注意点

赤ちゃんの散歩をはじめるタイミングや時間帯などについて詳しくみてきました。今度は赤ちゃんを散歩に連れ出す際に注意すべきポイントについてみていきましょう。正しい方法で行えば、散歩はお母さんにとっても、赤ちゃんにとっても気分転換やリフレッシュになる楽しいアクティビティ。赤ちゃんとの散歩を上手に行うコツや注意点をしっかり把握しておきましょう。

室内と外気温の差に注意する

室内と外気温の差に注意する

赤ちゃんの体温調節機能はまだ未熟で、急激な温度の変化は体がついていきません。赤ちゃんの散歩は、室内と外気の気温の差があまりないときに行いましょう。それと同時に赤ちゃんに着せる服にも配慮し、赤ちゃんが体温を一定に保ちやすいよう配慮しましょう。

夏の散歩は吸水性と通気性のある薄手の服を選ぶことがポイント。冬には冷気が赤ちゃんの体に直接当たらないように、厚手のオーバーオールなどを着せてあげましょう。ただし赤ちゃんは大人にくらべると汗をかきやすいので、厚着は逆効果。赤ちゃんが汗をたくさんかいてしまい、かえって体を冷やします。散歩に出かける前には、必ず戸外の気温や天候をチェックし、赤ちゃんの服装を調節しましょう。

紫外線対策を忘れずに

紫外線対策を忘れずに

午前10時から午後3時頃まではもっとも紫外線の強い時間帯です。この時間帯に赤ちゃんと散歩する場合は、お母さんも赤ちゃんも紫外線対策を忘れずに行いましょう。赤ちゃんの皮膚は大人よりも薄く、強い紫外線を直接浴びると炎症を起こすおそれも。日差しが強い時間帯に散歩するときは、帽子をかぶせてあげる、長袖の服を着せるなどの工夫が必要です。

ベビーカーで出かける際には、地面との照り返しに注意しましょう。ベビーカーに乗った赤ちゃんは、地面に近い場所にいますので、照り返しによる熱にさらされます。夏の散歩は、ベビーカー専用の照り返し防止シート、サンシェード、座席に敷く保冷シートなどを上手に利用しましょう。

授乳前は避ける

授乳前は避ける

赤ちゃんの散歩は基本的に授乳や離乳食を食べさせたあとに行います。散歩中に赤ちゃんのおなかがすいてしまい、ぐずられては意味がありません。赤ちゃんの散歩は、授乳や離乳食を済ませ、赤ちゃんの機嫌のよいタイミングを見計らって行いましょう。

赤ちゃんの散歩は臨機応変に

赤ちゃんの散歩を毎日の日課にすると、昼夜のメリハリがつき、生活リズムが整ってくるというメリットもあります。毎日の日課としての散歩は、赤ちゃんにとってもお母さんにとって絶好の気分転換。ですが体調の悪いとき、ご機嫌の悪いときまで無理して行う必要はありません。

赤ちゃんとの散歩を日課にしているお母さんも、赤ちゃんの体調には十分に配慮することが必要です。熱っぽいとき、ぐずっているとき、母乳・ミルクの飲みが悪いときなど、普段とは違う様子を見せたときは、無理せず日課の散歩を中止しましょう。

保険証や診察券を忘れずに

保険証や診察券を忘れずに

赤ちゃんと散歩に出る際には、万が一に備えて保険証や診察券も持参しましょう。他にどんなものが必要かは、散歩に出かける時間や場所によって違ってきます。

すぐ近くに短時間散歩に行くだけであれば、ガーゼやタオル程度で大丈夫ですが、もう少し長い時間出かける場合には、赤ちゃんの着替えやおむつも持参しましょう。途中赤ちゃんのおなかが空きそうであれば、ミルクや離乳食の用意も必要です。

繰り返しますが、散歩にどんなものが必要かは、出かける場所、目的、所要時間によります。赤ちゃんと散歩に出かける前には、どんなものを持参すればよいか、じっくり考えた上で準備を行いましょう。

ベビーカー?抱っこ紐?

ベビーカー?抱っこ紐?

赤ちゃんの散歩にベビーカーや抱っこ紐は必需品。どちらにするかは赤ちゃんの月齢や出かける場所・時間などによって決めましょう。とりあえずはベビーカーで出かけ、必要に応じて抱っこ紐やスリングで赤ちゃんを抱っこするお母さんもいるようです。

抱っこ紐やスリングは首のすわった赤ちゃん対象ですので、それ以前の散歩にはベビーカーが基本になります。ベビーカーも製品によって、いつから使用できるか決まっていますので、赤ちゃんを乗せる際には必ずチェックしましょう。

まとめ

赤ちゃんの散歩について知っておきたい情報を幅広くご紹介しました。赤ちゃんと一緒に散歩に行くときに心得ておきたいポイントはいろいろ。散歩を行う時間帯、もっていくべきもの、どんな場合には散歩しないほうがいいのかなど、赤ちゃんを散歩に連れ出す際には、いろいろな点に注意しなければなりません。

赤ちゃんの散歩についての注意点やポイントをしっかり押さえ、赤ちゃんとの散歩を存分に楽しみましょう。

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