赤ちゃんのパパ見知りについて知っておきたいこと とは いつから 状況 程度 対処方法 注意点 など

パパが抱っこすると途端に赤ちゃんが激しく泣き出してしまう。パパが話しかけるとママにしがみついて離れない、パパのことを怖がって泣いてしまう。これがパパを困らせる赤ちゃんのパパ見知り。

それまでは普通に接してくれていたのに、急に抱っこまで嫌がられると、パパはショックを受けてしまい、どうして嫌われてしまったのか、なにか嫌がられることをしたのだろうか?と悩んでしまいます。

パパ見知りを始めるのはいつから?パパ見知りの原因や対処方法・注意点など、赤ちゃんのパパ見知りについて知っておきたいさまざまな情報を幅広くご紹介します。

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赤ちゃんのパパ見知りについて

赤ちゃんのパパ見知りについて

赤ちゃんのパパ見知りは人見知りの一種。どんな赤ちゃんにも、程度に差こそあれ、人見知りの時期が訪れます。いつから人見知りをするかや、人見知りをする状況は、赤ちゃん一人一人によって違っていますが、人見しりは赤ちゃんの発達過程のひとつ。

精神的に発達している証拠ですので、必ずしもネガティブに考える必要はありません。パパ見知りの原因と背景について理解するには、赤ちゃんの心理状態や発達のプロセスを理解する必要があります。

赤ちゃんが人見知りをする理由とは?

赤ちゃんが人見知りをする理由とは?

赤ちゃんがママだけにぴったりとくっつき離れない、知らない人に話しかけられると泣き出してしまう、パパに抱っこされることも嫌がる。ママが一緒にいないと、パパやおばあちゃん・おじいちゃんが側にいても、ママの後追いをしてしまう。これらは赤ちゃんの人見知りの典型的な行動です。

それまでは誰が側に来ても、あやされるとにこにこ笑い、誰にでも抱っこされていたのに、あるときを境に不意にママ以外の人を警戒する。これは親しみを感じる人物とそうではない人物の区別が、はっきりつくようになったことを意味します。

生後3、4ヶ月目までは、周囲の人すべてに対して、警戒感を抱かずに愛想よく抱かれていますが、月齢が上がるにしたがって、ママ、パパ、それ以外の人と、それぞれの違いと自分との関係を明瞭に認識できるようになります。これが赤ちゃんのパパ見知り・人見知りの原因になります。

赤ちゃんの愛着の第一の対象はママ

赤ちゃんの愛着の第一の対象はママ

赤ちゃんにパパ見知りや人見知りをされると、ママは困ってしまいますが、赤ちゃんの人見知りの行動は、赤ちゃんの愛着(アタッチメント)形成の一部。順調に育っているあかしです。乳幼児期にママに対する愛着形成が十分に行われないと、成長してから愛着障害に陥ったり、他人との関係を上手に築けない、といったリスクが生じます。

赤ちゃんはまず、一日中ママの側で自分を保護し、すべての欲求を満たしてくれるママに対する親しみ・愛着を深めます。ママに対する親しみの感情が確立されると、ママの後追いをする、ママの側から離れないなどの愛着行動となってあらわれます。

人見知りは赤ちゃんのママや養育者に対する愛着行動のいわば裏返し。対人関係の第一歩として、ママとの愛着関係を深めている真っ最中ですので、ママ以外の人に対しては無関心になったり、警戒感や恐怖感を抱くこともあります。

パパ見知りを含めた人見知りは、赤ちゃんの愛着行動の裏返しで、正常な発達プロセスのひとつと覚えておきましょう。パパ見知りをするのは、急にパパのことが嫌いになったわけではありませんので、パパのほうで忍耐強く待ってあげることが大切です。

赤ちゃんのパパ見知りはいつから?

赤ちゃんのパパ見知りはいつから?

赤ちゃんのパパ見知りの時期ですが、始まりは生後6ヶ月前後が一般的。ただしこれはあくまでも一般論で、それよりも前から始まることもありますので、赤ちゃんの様子を注意深く観察しておきましょう。

赤ちゃんのパパ見知りや人見知りは、愛着形成、精神発達、そして社会適応への第一歩。どんなにおおらかで物怖じしない赤ちゃんでも、時期が来ると程度に差はあるものの、ママ以外の人に対してそれまでとは少し違う反応を示すようになります。

赤ちゃんのパパ見知りは、赤ちゃんが周囲の人をきちんと認識でき、なおかつそれに対して自分なりの反応を示している証し。パパ見知り・人見知りも赤ちゃんの成長に欠かせない大切なプロセス。あまりイライラせずに見守ることが必要です。

赤ちゃんのパパ見知りはいつからいつまで?

赤ちゃんのパパ見知りはいつからいつまで?

典型的な人見知りは生後6ヶ月から10ヶ月目までにあらわれることが多く、月齢8ヶ月目がもっともひどいことから、8ヶ月不安(スピッツ)と呼ばれることもあります。このころがパパ見知りのピークになり、生後1年を過ぎると状況は改善される事が一般的。

中には満一歳を超えてもなお人見知り・パパ見知りをする赤ちゃんもいますが、生後2年になるまでには、赤ちゃんのパパ見知り・人見知りは落ち着く場合がほとんどです。

赤ちゃんのパパ見知りのパターンはいろいろ

赤ちゃんのパパ見知りのパターンはいろいろ

赤ちゃんのパパ見知りのパターンは千差万別。生後半年前に始まり、数ヶ月間で落ち着くこともあれば、生後1年を超えてから1年以上続くこともあります。

またパパ見知りをする状況にも違いがあり、抱っこされるのを嫌がるだけで、その他はほとんど変わりない場合もあれば、パパの姿を見ただけで泣き出しそうになる場合までいろいろ。

ママが側にいればパパがいても平気な場合もあれば、ママと一緒にいるときもパパを側に寄せようとしない赤ちゃんもいます。抱っこを嫌がるだけでなく、パパがお風呂に入れようとすると泣き出す、パパと外出を嫌がる、おもつ替えもさせてくれないなど、赤ちゃんのパパ見知りはママの育児の負担を大きくします。

他にも夜だけパパ見知りをするパターンもあります。黄昏泣きや夜泣きをしているときに、パパが帰宅すると泣き方がヒートアップしたり、まったく泣き止まなくなることもあります。

赤ちゃんのパパ見知りの対処法とは?

赤ちゃんのパパ見知りの対処法とは?

それまではパパに抱かれて楽しそうに笑っていたのに、ある日帰宅すると急に泣き出されてしまう。帰宅してからの赤ちゃんとの触れ合いタイムを楽しみにしているパパにとって、赤ちゃんのパパ見知りは青天の霹靂。

知らない人ならともかく、毎日おむつ替えをし、お風呂に入れ、抱っこしてあやしていたのに、どうしてこんなに嫌がられるのか?理由が分からず、切ない思いをするパパも多いようです。

すでに述べてきたように、赤ちゃんのパパ見知り・人見知りは発達の一段階。これを無理やりやめさせようとするのは逆効果。

かえってパパ見知りの時期を延ばしてしまったり、パパ見知りの度合いをさらに激しくしてしまいます。赤ちゃんがパパ見知りをする際の注意点や対処法について挙げてみましょう。

無理やり抱こうとしない

無理やり抱こうとしない

赤ちゃんを抱き上げたくなる気持ちは分かりますが、パパ見知りが始まった赤ちゃんを無理やり抱き上げるのはやめましょう。赤ちゃんはますますパパを怖がるようになります。

抱っこだけでなくどんなことであれ、赤ちゃんが嫌がる素振りを見せたら、即座にやめるようにしたほうが得策。ママ以外の人に対してはいまいち信頼感をもてない時期に、嫌いなことばかりされるとさらに不信感や警戒感を強めてしまいます。

赤ちゃんの側にいてくれて、ママの育児の手伝いをしてくれるパパは、ママにとって非常に心強い存在ですが、パパ見知りの時期に関しては赤ちゃんの様子を見ながら、赤ちゃんが嫌がらずにさせてくれることだけを行うようにしましょう。

安心感を与える振る舞い

安心感を与える振る舞い

パパ見知り・人見知りの時期を乗り越えたあとは、パパの男らしい声や態度に安心感を感じてくれますが、ママにべったりの時期は別です。

赤ちゃんの泣き声に大声で対応したり、怒鳴ったり、ママと言い争うようなことがないよう注意しましょう。威圧感を与える服装や振る舞いは避け、極力ソフトな態度や声で赤ちゃんに接するようにしましょう。

泣いている赤ちゃんに対して、大声で話しかけるのはどんな場合でもNG。赤ちゃんは泣き止むどころか、泣き方はさらに激しくなり、いつまでも泣き続けるきっかけを与えてしまいますので絶対に控えましょう。

少し距離をおいて見守る

少し距離をおいて見守る

生まれてからずっと赤ちゃんを間近で見てきたパパ。沐浴、授乳、寝かせつけなど、ママと一緒に育児に関わってきたのに、ある日突然パパ見知りされるのはほんとうに辛い体験です。

これまで上手に赤ちゃんをあやすことのできたパパにとっては、なおさら。赤ちゃんに泣かれても、抱き上げたり、話しかけたりすれば、すぐに泣き止んでくれるはずと考える方もいるようですが、これは逆効果。嫌がる赤ちゃんを無視して、赤ちゃんを無理やり抱っこするのは賢明ではありません。

赤ちゃんのパパ見知りがひどく、パパに抱かれると泣いてしまうような場合には、少し距離を置いて見守るようにしましょう。その上で赤ちゃんの様子を見ながら、再び少しずつ距離を縮めていきましょう。

できることで赤ちゃんと関わっていく

できることで赤ちゃんと関わっていく

赤ちゃんに泣かれるからといって、赤ちゃんから急激に離れ、育児に対する関心や熱意を失うパパもいるようですが、これでは赤ちゃんはパパから遠ざかるばかり。赤ちゃんにはママだけでなく、パパの存在も絶対に必要です。

パパ見知りで泣かれてしまい、なんとなく赤ちゃんの側に近寄るのが躊躇われるかも知れませんが、ことさら赤ちゃんを避けることがないよう注意しましょう。

パパ見知りの最中であっても、赤ちゃんのためにできることはたくさんあります。おむつ替えやお風呂など、抱っこ以外のことはパパでも大丈夫という赤ちゃんもいますので、何がだめで、何が大丈夫か、赤ちゃんの様子を見て判断するようにしましょう。

ママとの協力体制を強める

ママとの協力体制を強める

赤ちゃんがパパ見知りしている間は、赤ちゃんとパパとの直接的な触れ合いが少なくなります。パパと二人きりになることを嫌がる場合には、ママが間に立ち、赤ちゃんがパパを受けいれやすくなるように務めてみましょう。ママとパパが協力して赤ちゃんに接するうちに、パパに対する不安感や警戒感も徐々に薄らいできます。

言葉がまだ理解できない赤ちゃんでも、ママとパパが話している会話の雰囲気や言葉の調子を感じ取ることはできます。ママとパパの関係がうまくいっていないと、赤ちゃんの不安な気持ちは増大します。ママとパパが穏やかな関係を築くことにより、赤ちゃんのパパ見知りも徐々におさまっていくことが期待できるでしょう。

過剰に反応しない

過剰に反応しない

赤ちゃんがパパ見知りをするからといって、ママやパパが過剰に反応しても事態は改善されません。赤ちゃんのパパ見知りはある日突然始まり、そしてある日突然終わります。

赤ちゃんとたくさん触れ合いたいパパにとっては辛い体験ですが、パパ見知りには必ず終わりが来ますので、イライラしたり、怒ったりせずに、心に余裕をもって乗り切ることが大切です。

パパ見知りをしない場合も

パパ見知りをしない場合も

どんな赤ちゃんにも人見知りをする時期がありますが、大人数で暮らしている所帯の赤ちゃんや性格的に人懐こい赤ちゃんの中には、ほとんどパパ見知りをしない子もいます。

人見知りしないのはどこか問題があるせいでは?自閉症や発達障害なのでは?先天的な問題があるのでは?と不安に思うママやパパもいるようですが、赤ちゃんの個性は一人一人違っています。パパ見知りをしないという理由だけで、不安に思う必要はまったくありません。パパ見知りの度合いが少なく、ほとんど以前と変わらない状態の赤ちゃんもいますので、とくに気にする必要はありません。

ただし、笑わない、泣かない、ママの後追いをしない、目を合わせない、あやしても反応がない、ミルクの飲みが悪い、指差しをしないなど、他に心配な点がある場合には専門医の診察を受けることをお勧めします。

まとめ

赤ちゃんがパパ見知りをするときの対処法などの情報をご紹介しました。赤ちゃんが大好き、赤ちゃんと常に触れ合っていたいパパにとって、赤ちゃんのパパ見知りは精神的に辛いもの。しかし、嫌われてしまった、拒否されてしまった、抱っこさせてくれない、とネガティブに考えるのは間違っています。

パパ見知りも赤ちゃんの成長過程のひとつと受け止め、しばらく様子を見る心の余裕を持ちましょう。パパ見知りは時間の経過とともに必ずおさまってきます。パパ見知りされるからといって、赤ちゃんとの距離を必要以上に置かないよう注意しましょう。

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