赤ちゃんの絵本の読み聞かせについて知っておきたいこと 読み方 コツ 効果 選び方 いつから いつ など

子供の頃にお母さんから読み聞かせてもらったお話は、大人になっても長く記憶に残っています。赤ちゃんへの絵本の読み聞かせは、お母さんの愛情をストレートに感じられる貴重な経験であるとともに、赤ちゃんの情緒や知育を育んでくれます。

赤ちゃんや幼児に読み聞かせる絵本の人気は昔も今も変わりませんが、現在ではタブレットやスマホで読めるデジタル絵本も登場。赤ちゃんの絵本の読み聞かせの世界はどんどん広がりつつあります。

絵本を読み聞かせるのはいつからいつまで?赤ちゃんの月齢に合わせた絵本の選び方のポイントとは?赤ちゃんの絵本の読み方のコツなど、赤ちゃんの絵本の読み聞かせについて知っておきたいさまざまな情報を幅広くご紹介します。

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赤ちゃんに絵本を読み聞かせる効果とは?

赤ちゃんに絵本を読み聞かせる効果とは?

赤ちゃんに絵本を読み聞かせるコツやポイントについて考える前に、まずは赤ちゃんに絵本を読み聞かせる効果やメリットについて挙げてみましょう。

お母さんの中には胎内教育として、妊娠中からおなかの赤ちゃんに絵本を読み聞かせている方もいます。赤ちゃんに絵本を読み聞かせる効果について、ひとつひとつ詳しく見ていきましょう。

赤ちゃんの情緒を豊かにする

赤ちゃんの情緒を豊かにする

赤ちゃんに絵本を読み聞かせることにより、赤ちゃんの心を育み、感情豊かな人間に育っていく礎が作られます。お話の中の登場人物に思いを馳せることにより、人の心が理解できる感性が育ち、人の悩みや心の痛みに共感できる心を作ってくれます。

知的好奇心を高めてくれる

知的好奇心を高めてくれる

ストーリー展開を追うことにより想像力や好奇心が高まり、知的好奇心に溢れる子供に成長していくことが期待できます。また音読される言葉や内容に対する興味や関心も高まり、何ごとに対しても興味・関心を抱き、分からないことに対して「なぜだろう?どうしてだろう?」という疑問を持つ子供に育っていく手助けになります。

赤ちゃんの心を落ち着かせる

就寝前やお昼寝前に絵本の読み聞かせタイムを作ることにより、赤ちゃんの心が落ち着き、精神状態が安定します。

いろいろな知識に触れることができる

いろいろな知識に触れることができる

絵本の世界に触れることにより、いろいろな知識を知らず知らずのうちに吸収してくれます。赤ちゃんにも理解しやすいように作られた絵本を繰り返し耳にするうちに、楽しみながらいろいろな考え方や事柄に触れられます。将来にわたって継続する基礎的な知識を備える上でも、絵本の読み聞かせは効果的です。

赤ちゃんの知育を発達させる

赤ちゃんの知育を発達させる

情操教育という面だけでなく、絵本の読み聞かせにはたくさんの知育効果があります。子供の語彙力の差は、幼少時のお母さんとの会話量に応じるといわれており、幼少時に語彙や表現法のバリエーションにできるだけたくさん触れることが、語彙力アップにつながります。

絵本の読み聞かせは言語能力の発達だけでなく、論理性、客観性、会話力、思考力なども養います。赤ちゃんの絵本の読み聞かせは、知育教育に最適な教材です。

赤ちゃんとのコミュニケーションが深まる

赤ちゃんとのコミュニケーションが深まる

お母さんと赤ちゃんのコミュニケーションが密になります。絵本という媒介を通じて、お互いの考えや気持ちを伝え合い、確かめ合うという良い習慣が身につきます。毎日就寝前やお昼寝のときにお母さんと一対一で向き合うことで、スキンシップも充実。お母さんとのコミュニケーションを通して、将来きっと役立つ基礎的なコミュニケーションのスキルを身につけることにもつながります。

絵本の読み聞かせは保育園や幼稚園に入園してからも続きます。赤ちゃんのときにお母さんから絵本の読み聞かせを受けて育った赤ちゃんは、保育園や幼稚園、地域の図書館などでの絵本の読み聞かせにも大きな楽しみを見出すに違いありません。

赤ちゃんの絵本の読み聞かせはいつから?

赤ちゃんの絵本の読み聞かせはいつから?

すでに述べたように絵本の読み聞かせを胎教として行うお母さんも少なくありません。胎教としての絵本の読み聞かせでは、おなかの赤ちゃんに内容が分かるわけではありませんが、お母さんの絵本を読む声を感じているのは確か。お母さんのほうもこれから生まれてくる赤ちゃんに対する愛情や思いを深めることができます。

胎内教育としての絵本の読み聞かせはともかく、赤ちゃんへの絵本の読み聞かせはいったいいつ頃からはじめるべきでしょうか?絵本の読み聞かせを始める時期に関しては、絶対にこうすべきという決まりはありません。

赤ちゃんの成長発達には個人差があり、早くから絵本に興味を示す赤ちゃんもいれば、少し遅れて読み聞かせをしたほうがうまくいく場合もあります。

絵本の読み聞かせを始める時期は赤ちゃんそれぞれ

絵本の読み聞かせを始める時期ですが、現在では生後2、3ヶ月の赤ちゃんでも楽しめるようにできた絵本も手に入ります。生後2、3ヶ月の赤ちゃんはまだ視力も十分に発達していませんが、はっきりとした色合いの物体や楽しい音の響きに反応して喜ぶ子もいます。

赤ちゃんの月齢に応じた絵本を選んであげるようにすると、月齢の低い赤ちゃんでも十分楽しめます。気負わず、月齢に合った絵本をまずは一冊用意し、赤ちゃんの反応を伺ってみましょう。

2、3ヶ月目の赤ちゃんでも絵本を読み聞かせると喜んで聞く場合には、毎日の習慣として取り入れるようにしましょう。意味は分からなくても音読される言葉や擬音語の響きを楽しめます。

赤ちゃんの絵本の選び方のコツ

赤ちゃんの絵本の選び方のコツ

赤ちゃんに読み聞かせる絵本を選ぶ際のコツは、月齢に合った内容の絵本を選ぶこと。1歳未満の赤ちゃんと2歳の赤ちゃんとでは理解できる言葉や表現に当然違いがあります。

赤ちゃんの絵本を選ぶ際には月齢に応じたものを選んであげましょう。紙媒体の絵本だけでなく、スマホやタブレットで笑めるデジタル絵本も活用しておくと、読み聞かせのオプションも広がります。

月齢に応じた絵本の選び方

赤ちゃんの絵本選びに失敗しないコツは、月齢に応じた絵本を選ぶこと。絵本選びの目安となるタイミングはいくつからありますが、まず一つ目は首が座ること、もうひとつはお座りができるかどうか。

ハイハイや伝わり歩きができるようになることも、絵本選びの方法を変える目安になります。赤ちゃんの運動機能の発達に合わせた絵本の選び方を詳しくみていきましょう。

首が座る前

首が座る前

首が座る前の赤ちゃんに対しては、音で楽しめる絵本を選ぶようにしましょう。繰り返しの音や動物の鳴き声、歌絵本などが最適です。言葉の意味が分かるというよりも、お母さんの読む音の楽しさに赤ちゃん魅かれます。

首が座るようになったら

首が座るようになったら

赤ちゃんの首が座るようになるのは生後3ヶ月から4ヶ月前後。この頃になったら音だけでなく、明るくはっきりした色や物を楽しめる絵本を選ぶことがポイント。分かりやすい色と形に赤ちゃんは反応します。

お座りができるようになったら

お座りができるようになったら

赤ちゃんがお座りができるようになるのは、生後6ヶ月から7ヵ月前後。お座りができるようになったら、座った状態でじっくり絵本を眺められるようになります。

色や形の識別もどんどん上手にできるようになる時期ですので、色や形の変化を楽しめるような絵本、色や形に動きがあるもの、いないいないばあ、などの遊びを絡めてできる絵本を選んであげるようにしましょう。

ハイハイやつかまり立ちができるようになったら

ハイハイやつかまり立ちができるようになったら

ハイハイやつかまり立ちができるようになったら、赤ちゃんが自分で持って楽しめる絵本、仕掛けのある絵本、遊びながら読める絵本などがお勧めです。

ストーリー性のある絵本

ストーリー性のある絵本

ストーリー性のある絵本は2歳前後から始めるとよいでしょう。ストーリー性のある絵本を選ぶ際には、赤ちゃんに身近な内容のものから選ぶことがポイント。赤ちゃんが主人公のお話や、お母さんと赤ちゃんの毎日の生活に密接した内容のものがお勧めです。

月齢や運動機能の発達に合わせた絵本の選び方のポイントを挙げてみましたが、赤ちゃんの運動発達には個人差があり、また個性や好みも百人百様。赤ちゃんの絵本を選ぶ際には、赤ちゃんの反応を確かめながら、まずは赤ちゃんが好むものから始めるようにしましょう。

赤ちゃんの絵本の上手な読み方とは?

赤ちゃんに絵本を読み聞かせる際のポイントや注意点についてみていきましょう。上手に利用すれば、赤ちゃんの情操教育にも知育教育にも役立つ絵本の読み聞かせ。

どのような点に注意すれば、もっと効果的に行うことができるのでしょうか?

ゆっくりはっきり読む

ゆっくりはっきり読む

たとえ赤ちゃんには意味がはっきり分からないとしても、小声の早口で読み聞かせることはNG。はっきりした発音で、ゆっくり落ち着いて読み聞かせましょう。赤ちゃんの絵本は赤ちゃんが楽しめるよう、語彙や言葉の順序、長さや構成など、すべての要素が考え抜かれて作られています。

赤ちゃんに楽しんでもらおうと、即興の言葉を付け加えたり、大げさな言い回しをする必要はありません。絵本のエッセンスを台無しにしないよう、ゆっくりはっきり落ち着いた口調で読み聞かせるようにしましょう。

赤ちゃんに楽しんでもらう

赤ちゃんに楽しんでもらう

絵本の読み聞かせは赤ちゃんの知育および情操教育に役立ちますが、だからといって赤ちゃんが喜ばない絵本を無理やり読み聞かせるのは考えもの。絵本の読み聞かせは赤ちゃんに楽しんでもらうことが第一の目的です。

語彙や知識を吸収してもらいたいという一心から、赤ちゃんが聞くのを嫌がるのを無視して、お勧めの絵本や人気の絵本を無理に聞かせるのはやめましょう。絵本の読み聞かせは読書の習慣をつける第一歩。ここで本全般に対して嫌な印象を与えるのは逆効果です。赤ちゃんに楽しんでもらうことを第優先して行うようにしましょう。

毎日決まったタイミングで読み聞かせる

毎日決まったタイミングで読み聞かせる

赤ちゃんの生活リズムを整える上でも、毎日決まった時間帯やタイミングで絵本の読み聞かせを行ってみましょう。読み聞かせを行うタイミングは、それぞれの家庭の生活リズムや習慣、そして赤ちゃんの月齢などによって、もっとも最適なときを選ぶようにしましょう。

就寝前、お昼寝の前後、授乳後といったようにタイミングを決めて習慣化すると、面倒に感じなくなります。夜泣きや黄昏泣きをする赤ちゃんに対しては、お母さんがタイミングをうまく見計らい、赤ちゃんが泣き出す前に絵本を読み聞かせることで、赤ちゃんの気持ちをうまく落ち着かせることもできます。

赤ちゃんの中には就寝前やお昼寝前の眠くなったときよりも、午前中の落ち着いた時間や、眠くないときに絵本の読み聞かせを行うことを好む子もいます。どのタイミングで読み聞かせを行うかは、赤ちゃんの生活リズムや様子に合わせて変えていくようにしましょう。

赤ちゃんの好きな絵本を読んであげる

赤ちゃんの好きな絵本を読んであげる

どんなに評判の良い絵本でも、赤ちゃんが嫌がるものを無理強いすることは意味がありません。赤ちゃんに絵本を読み聞かせる際には、赤ちゃんが楽しめるものを優先して選ぶようにしましょう。

赤ちゃんや子供の感性は大人のそれとは違っています。お母さんにとってはそれほど面白くない絵本も、赤ちゃんにとっては面白くてたまらない、何度も繰り返し読んでもらいた本であることもあります。大人の感性や好みだけで判断せず、赤ちゃんが大好きな絵本を読み聞かせてあげましょう。

外出時も便利

外出時も便利

外出時に赤ちゃんのお気に入り絵本を持っていくと、赤ちゃんがぐずったり退屈したときに便利です。車や交通機関で移動中に赤ちゃんにぐずられるの辛いもの。赤ちゃんを退屈させないために、赤ちゃんの大のお気に入りの絵本や仕掛けのある絵本、あるいはこれまで読んだことのない絵本を用意しておくと、赤ちゃんも機嫌良く過ごしてくれるでしょう。

まとめ

赤ちゃんの絵本の読み聞かせについてぜひ知っておきたい情報をご紹介しました。赤ちゃんに絵本を読み聞かせることの効果は大きく、想像力を養い、情緒豊かな人間に成長する手助けをしてくれます。情操教育だけでなく、語彙を増やす、知育の発達にも効果があるということで、赤ちゃんに絵本を読み聞かせることのメリットは計り知れません。

また赤ちゃんに絵本の読み聞かせることにより、お母さんと赤ちゃんのコミュニケーションも深くなります。お母さんからたっぷり愛情とスキンシップをもらった赤ちゃんは、情緒が安定し、感情豊かで共感性の高い人間へと成長してくれるはずです。

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