赤ちゃんのバイバイ、パチパチ(拍手)について知っておきたいこと

赤ちゃんはその存在だけも可愛らしいですが、そこに仕草が加われば周りの大人はメロメロになってしまいます。特に赤ちゃんの意思が見られるようなバイバイやパチパチは、それを見た全員が笑顔になってしまうほど微笑ましいものです。

そんな可愛らしい仕草を、自分の赤ちゃんはいつ見せてくれるのかしら?と今から楽しみにしているお母さんも多いことでしょう。しかし、その期待に反して中々赤ちゃんがそういった仕草を見せてくれないと、何か問題があるのでは、と不安を感じてしまうかもしれません。

ただ、バイバイやパチパチに関する情報を知っておけば、平均どおりではなく様々なパターンがあることが分かり、無駄な不安を覚えずにすむでしょう。そこで、赤ちゃんのバイバイやパチパチに関する詳しい情報をご紹介します。

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バイバイ・パチパチはいつ頃から始まる?

バイバイ・パチパチはいつ頃から始まる?

バイバイやパチパチは、早い場合は生後7ヶ月ごろからする赤ちゃんもいます。もちろん全員がそうではなく、生後10ヶ月から1歳ごろに出来た、という赤ちゃんが多く見られるようです。

自治体によって変わりますが、10ヶ月検診や1歳検診でバ大人の真似をするかどうかといった項目があるため、この頃までにバイバイやパチパチが出来れば問題ないと言えます。

ただ、中には検診時になってもバイバイが出来ず、注意を受けてしまう赤ちゃんもおり、お母さんとしては辛いかもしれません。他の項目に問題が無いのであれば、ただ準備が出来ていないだけ、と考えてしばらく見守ってあげてください。

バイバイ・パチパチをする時期の赤ちゃんの特徴

バイバイ・パチパチをする時期の赤ちゃんの特徴

バイバイ・パチパチをしはじめる時期は、赤ちゃんの肉体面・精神面で大きな発達が現れる時期でもあります。生後7ヶ月はお座りが出来る赤ちゃんも増え始めますが、これは頭や上半身を支え、座ってもぐらつかない全身の筋肉が発達していることを意味します。

また、座ることが出来るようになると、視界に高さがでて、見える範囲が大きく広がります。そうなれば元々強い赤ちゃんの好奇心は爆発的に広がり、周りの物や人に更に興味を持つようになっていきます。

他にもできるこんなこと 指差し

他にもできるこんなこと 指差し

周りの物や人に興味を持つと、その人の真似をしながらコミュニケーションをして、自分の気持ちを伝えようとし始めます。これをベビーサインと呼ぶこともありますが、バイバイやパチパチもベビーサインに含まれます。その他に代表的なベビーサインが、指差しです。

最初は自分が好きなもの・興味があるものを周りの人に知らせるだけですが、次第にあれが欲しいと要求するようになったり、問いかけに指差しで答えるようになったり、とどんどんコミュニケーションが発達していきます。

その他にもバンザイや、お辞儀、いないいないばあなどもできるようになりますので、お母さんは楽しみに待っていてください。

赤ちゃんが真似から意味を理解するまで

赤ちゃんが真似から意味を理解するまで

バイバイやパチパチができるようになっても、赤ちゃんは最初からその仕草の意味を理解しているわけではありません。最初はお母さんが手を振るのを真似するだけなので、この時点では実際に誰かと別れる時に赤ちゃんが自発的に手を振ることはなく、お母さんを見て、それからその動作を真似ます。

ここまでは赤ちゃんが自分で出来ても、そこからバイバイの意味が理解できるには、お母さんのサポートが必要です。お父さんが会社に行く時、おじいちゃん・おばあちゃんが家に帰る時などに、お母さんが率先して「お父さんは会社に行くよ。お父さんにバイバイは?」「おじいちゃん・おばあちゃんが帰っちゃうよ。

また来てね、ってバイバイしよう。」という風に声をかけていくと、誰かが自分の前からいなくなる時にはバイバイする、と分かるようになり、そういう場面になると自分からバイバイをするようになっていきます。

バイバイの練習は必要?

バイバイの練習は必要?

検診が近づいているのに、中々バイバイをしない赤ちゃんを見ると、練習したほうがいいの?と思ってしまいますね。実際に、バイバイの練習は必要なのでしょうか。日常からバイバイをするシーンは多いですから、何もしなくてもそのうち赤ちゃんはバイバイを覚えていくと考えるのが一般的です。

しかし、いつも昼間はお母さんと二人きりで誰かと会う機会が少ない環境だと、バイバイを覚えるチャンスが少なくなってしまうでしょう。普段の生活を振り返ってみて、そういえばあまり会わないかも、と思い当たる場合は、練習でバイバイを覚えるきっかけを作ってあげるのも良いのではないでしょうか。

お母さんがバイバイ・拍手するのを見せる

お母さんがバイバイ・拍手するのを見せる

最初は、まず赤ちゃんに最も身近なお母さんが、赤ちゃんにお手本を見せましょう。お父さんが出社する時に、赤ちゃんと一緒に見送りながら「いってらっしゃい。○○ちゃん、パパにバイバイしようね」と言ってお母さんがバイバイすれば、最初はなんだか分からなかった赤ちゃんも毎日見ているうちに真似をするようになります。

また、赤ちゃんの好きなテレビ番組が終わってしまう時などにも「バイバイ」とお母さんが手を振るなど、色んな場面でのバイバイを見せていくと、赤ちゃんは自分の前からいなくなる時にバイバイする、と手を振る仕草とその意味を合わせて理解するようになります。

相手にバイバイ・拍手をしてもらう

相手にバイバイ・拍手をしてもらう

お母さんが率先してバイバイするのはとても大事ですが、バイバイをした相手からバイバイを返してもらうことで、コミュニケーションが成立します。

好奇心旺盛な赤ちゃんは自分のバイバイを相手が真似して返したことで、自分の気持ちを分かってもらえたと理解します。更にコミュニケーションを続けることで脳が刺激を受け、情緒の発達が促されるでしょう。お父さんは、ぜひバイバイを返してあげましょう。

大好きなお父さんとコミュニケーションが取れたことで、赤ちゃんは自分からドンドン周りの人にバイバイをするようになっていきます。

他の赤ちゃんと一緒に遊ぶ

他の赤ちゃんと一緒に遊ぶ

お母さんが働きかけてもあまりバイバイしない、バイバイに興味がなさそうな赤ちゃんは、一度児童館や公園など、他の赤ちゃんと一緒に遊ぶ機会を作ってみましょう。

赤ちゃんは共感する気持ちがあり、特に赤ちゃん同士だとその共感力が強くなる、という研究結果があり、それを元に考えると、一緒に他の赤ちゃんと遊ぶことで他の赤ちゃんのバイバイを真似したり、コミュニケーションに関する刺激を更に受けやすくなると考えられます。お母さんも他のお母さんと会って、色んな情報を得られる良い機会かもしれませんね。

手遊び歌で練習

手遊び歌で練習

お母さん・お父さんが毎日バイバイとしているうちに、時にはマンネリになってしまい、疲れてしまうこともあるでしょう。そんな時は手遊び歌で、新しいバイバイの練習を取り入れてみてはいかがでしょうか。

手遊び歌は昔のものから現在のものまで数多くあり、音楽と歌でお母さんの手や指の動きを赤ちゃんが真似しながら、楽しんでバイバイやパチパチ、更に細かい指の動きの練習ができます。お母さんのバイバイに中々興味を示さなかった赤ちゃんも、赤ちゃんの好きな音楽や歌ならば、喜んでバイバイ・パチパチしてくれるかもしれません。

手遊び歌はレベルがあり、腕や手を大きく動かす簡単なものから手指を細かく動かすものなど様々です。お母さんが最初にチェックして、簡単な手遊び歌から始めてみましょう。

楽しい雰囲気が一番大事

楽しい雰囲気が一番大事

バイバイやパチパチにあまり興味の無い赤ちゃんは、それが出来るまでに時間がかかるでしょう。毎日練習しているのに何で出来ないの?とお母さんはイライラしてしまうかもしれませんが、その気持ちを表に出せば赤ちゃんが怖がって、余計に出来なくなってしまいます。

赤ちゃんはお母さんに褒められるのが大好きですから、ちょっとでもできたら「バイバイできたね、すごいね!」と、お母さんもバイバイしたりパチパチしたり、沢山褒めてあげましょう。

褒められればもっと褒めてもらいたい、と赤ちゃんはどんどんバイバイやパチパチを繰り返し、あっという間に覚えて言ってくれるでしょう。バイバイ・パチパチの練習は、楽しい雰囲気を第一に考えて行いましょう。

パチパチ(拍手)はバイバイより難しい?

パチパチ(拍手)はバイバイより難しい?

バイバイよりも難しいのが、パチパチの練習です。実際に拍手をしてみると分かるのですが、両腕を同じ速度で動かし、両手を同じ高さで合わせなければなりません。赤ちゃんは手足をある程度赤ちゃん自身の思うように動かせているとしても大雑把で、パチパチをするための細かい動きがすぐに出来ることは難しいです。

また、両手を合わせられたとしても大人のように力がないため、最初のうちは両手を合わせてもパン、という音がでません。赤ちゃんもお母さんのように音が出ないため不機嫌になってしまうこともありますが、一度両手で音が出せるようになったら、その音に夢中になってパチパチと練習し、どんどん上手くなりますので、あまり急かして教えないように気をつけましょう。

練習を嫌がったら?

お母さんにとって一番困るのが、赤ちゃんがバイバイやパチパチの練習を嫌がってしまうことです。周りの赤ちゃんは出来ているのに自分の赤ちゃんはしたがらない、検診はもうすぐなのに練習も嫌がるとなると、どうして良いか分からなくなってしまうお母さんもいらっしゃるでしょう。

こんな時に無理やり教えても、赤ちゃんは嫌がって逆効果となってしまいます。練習を嫌がられたら、まだ赤ちゃんの気持ちの準備が出来ていないのだと考え、お母さんも一度リセットしましょう。

しばらくしてもう一度試してみると、今度は気持ちの準備が出来てスムーズに練習できたという場合もあります。お母さんはあせらず、準備ができるまで見守ってあげてください。

バイバイ・拍手をしないのはなぜ?

バイバイ・拍手をしないのはなぜ?

周りの赤ちゃんがバイバイ・パチパチをしてお母さんとコミュニケーションが取れているのを見ると、私の赤ちゃんは何でしないのかな、もしかして何か体に異常があるのでは?と悪い方へ考えてしまいがちです。

しっかりとお座りができていれば、体を支える筋肉が発達していますので、腕や手の筋肉が弱く腕や手を振れないということは無いでしょう。バイバイやパチパチをしないのは、単にまだ興味が無い時期と考えることも出来ます。

しかし、中には発達障害を疑って深刻に悩む方もいるため、ここではなぜバイバイやパチパチをしないのか、原因をみてみましょう。

発達障害との関係はある?

バイバイをする時に手のひらをひらひらさせたり、手のひらを赤ちゃん自身に向けてバイバイするなどの特殊なバイバイの形を、自閉症と結びつけることがあります。

ただ、発達障害と診断されるのは3歳検診の頃ですから、この時期にこのようなバイバイをしたからと言って、必ず自閉症であるとは言い切れません。最初のうちは自分の動かしやすいやり方でバイバイをし、次第に皆がするようなバイバイの形へ落ち着くケースも多いので、この時点では 不安になり過ぎないようにしましょう。

赤ちゃんの性格

赤ちゃんの体の発達に個人差が大きいように、心の発達や性格にも個人差が大きく表れます。活発で毎日沢山動き、何事にも興味津々な赤ちゃんは、バイバイやパチパチもすぐに覚えてくれるでしょう。

しかし、のんびり屋の赤ちゃんや、何事も自分で確認し納得してから実行に移すような慎重な赤ちゃんは、まずお母さんのバイバイをしっかり確認し、色々考えて納得した後で初めてバイバイする、何てこともあるでしょう。のんびり・慎重タイプの赤ちゃんを持つお母さんは、あまり考えすぎずに赤ちゃんのペースに任せても良いかも知れません。

個人差があることを忘れずに

個人差があることを忘れずに

生まれてから1歳までの1年間の心身の成長は非常に著しく、また出生後から歩けるまでの期間に実に多くのことが出来るようになります。わが子が可愛いあまり、目安よりも早く出来るようになると、とつい自慢してしまうお母さんがいらっしゃるのは、仕方の無いことかもしれません。

ただ、成長の早い赤ちゃんと自分の赤ちゃんを比べて、あれがまだ出来ないとネガティブに考えてしまっては、毎日元気に成長している赤ちゃんが可哀想です。この時期は成長が早いと同時に、個人差も大きいことを肝に銘じ、赤ちゃんなりの成長を見守ってサポートしてください。

まとめ

見ていると微笑ましい赤ちゃんのバイバイやパチパチは、生後7ヶ月ごろから1歳くらいにし始める赤ちゃんが多いです。

ちょうど周りの人や物に興味を持ち、自分の意思を伝えるため体を使ったり、大人の真似をしてコミュニケーションを図ろうとする時期と重なります。上手く赤ちゃんが周りとコミュニケーションして世界を広げていけるよう、お母さんは赤ちゃんを上手くサポートしてあげてください。

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