赤ちゃんが叩くときに知っておきたいこと 症状 原因 対処方法 予防方法 など

赤ちゃんは月齢があがるとともに、どんどん新しい動作ができるようになります。おすわりができるようになると、手の動きもさらに発達し、 お母さんやお父さんを叩く仕草を見せる赤ちゃんも多くみられます。中には お母さんやお父さんだけでなく、一緒に遊んでいるお友達をつい叩いてしまう子も。他の赤ちゃんを叩いてしまっては、 お母さんやお父さんは対応に追われます。

赤ちゃんがいろいろなものを叩いて困っている?赤ちゃんが叩くときに知っておきたい情報をその原因から対処法まで、ポイントごとにご紹介していきます。ぜひ参考にしてください。

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赤ちゃんが叩く理由は?原因や状況について

赤ちゃんが叩く理由は?原因や状況について

赤ちゃんが人や物を叩く状況や理由はいろいろ。眠くなってぐずりながら、 お母さんの顔や腕を叩くこともあれば、遊んでもらいたくて、関心を引くために お母さんやお父さんを叩くことも。

お母さんやお父さんならまだしも、おじいちゃんやおばあちゃん、挙句の果ては一緒に遊んでいるお友達や保育士さんまで叩いてしまう赤ちゃんもいます。ここでは赤ちゃんが人や物を叩く原因や状況について、ひとつひとつ詳しく見ていきましょう。

手を使う動作を覚えたため

手を使う動作を覚えたため

赤ちゃんは生後5ヶ月から7ヵ月目頃になると、自分で手を伸ばしておもちゃを取り、わしづかみでつかめるようになります。さらに月齢があがると、親指と他の4本の指で上手に握れるようになり、手で行う動作のバリエーションが広がります。

手でものをつかんだり、触れることを覚えた赤ちゃんは、自分の手の届く範囲にあるものすべてに手を伸ばします。抱っこされた状態で無意識に お母さんを叩くのは、初めて覚えた手の動きを確かめているせいかもしれません。

 お母さんやお父さんの関心を引くため

ママやパパの関心を引くため

お母さんやお父さんに注目してもらいたくて、関心を引くために叩いてしまう赤ちゃんもいます。言葉がまだよく話せない赤ちゃんは、 お母さんやお父さんに「こっちを見て!」と言葉で言うことができません。

すなわち、赤ちゃんが お母さんやお父さん、身近な人を叩くのは、自分に注目してもらいたい気持ちのあらわれといえます。赤ちゃんが叩いてきたら、無視せずきちんと向き合うことが求められています。

自分の意思や感情を表現している

自分の意思や感情を表現している

ぐずり泣きしながら叩いてきたときは、自分の感情や気持ちを叩くことで表現している可能性が強いでしょう。欲しいものがあるのにもらえない、もっと遊びたい、おもちゃが欲しい、お昼寝したくない、離乳食を食べたくない、お外にいきたいなど、自分がしたいことをさせてもらえないフラストレーションから、 お母さんやお父さんを叩いてしまうことがあります。

また遊びの最中に、おもちゃの取り合いなどで喧嘩になり、お友達を叩いてしまう子もいますが、これは自分の思いどおりにならないことにイライラすることが原因です。買い物先で欲しいものがあるときに、 お母さんを叩いてくる子もこのパターン。思いどおりにならないことがきっかけですが、これは放置しておくと、叩き癖につながりますので注意が必要です。

叩くこと自体を楽しんでいる

叩くこと自体を楽しんでいる

楽しそうな様子でいろいろなものを叩いているのは、叩くと音が出ることに興味をもっているせい。音の出るおもちゃが好きな赤ちゃんは、叩くことで楽しい音が出ることを面白がります。叩くことでいろいろな音が出ることに強い興味を示す赤ちゃんは、部屋の中にある机、テーブル、椅子など、目に入るものすべてを叩いてしまいます。

家の中だけでなく、外出したときにも同じことを繰り返すと、他の人に迷惑がかかってしまうのでは?と焦ってしまい お母さんもいるでしょう。ものを叩くのは赤ちゃんの好きな遊びのひとつですが、赤ちゃんが怪我をしないよう、そして外出先では他の人に迷惑をかけないよう、赤ちゃんに言い聞かせる必要があります。

叩き癖がついてしまった

叩き癖がついてしまった

赤ちゃんの中には叩いているうちに、これが習慣になってしまう子もいます。最初は好奇心や興味から物や人を叩いていたのが、いつの間にか習慣になり、ふと気がつくと、どんなときでもさっと先に手が出てしまう。そんな困った習慣を身につけてしまう赤ちゃんも少なくありません。

お友達と遊んでいて、突然頭や体を叩いてしまうのは困りもの。自宅だけでなく、外出先の公園、レストラン、保育園、お友達のおうち、買い物先など、場所やシチュエーションに関わりなく、目に付くものを手当たり次第に叩く場合には、これをやめてもらう方法を考えることが必要です。

赤ちゃんが叩くときの対処法について

赤ちゃんが叩くときの対処法について

今度は赤ちゃんの叩きくせの対処法や改善方法について、ポイントごとに詳しくみていきましょう。月齢の低い赤ちゃんが、抱っこされているときに お母さんやお父さんを軽く叩いてしまう、この程度であればそのままにしておいても問題ありませんが、だだをこねながら繰り返し叩いてくる、お友達の頭や知らない人まで叩く、といった悪いくせが付くと厄介です。なるべく早いうちに、赤ちゃんの叩き癖を改善しましょう。

叩かれると痛いことを分かってもらう

叩かれると痛いことを分かってもらう

赤ちゃんが お母さんやお父さんを叩いてきたら、痛いからやめてね、と優しく言い聞かせましょう。赤ちゃんの力で叩かれても痛みを感じないかもしれませんが、痛くないからといってそのまま放置しておくのは問題です。

お母さんやお父さんから何も言われないと、叩いても大丈夫と思い込む可能性があります。痛くない場合でも、「痛い、痛い」と返し、叩かれた相手は痛みを感じる、ということをしっかり理解してもらいましょう。

叩かれても過度に怒鳴らない

叩かれても過度に怒鳴らない

赤ちゃんに何度も繰り返し叩かれても、過度に怒鳴らないよう注意しましょう。物事の良し悪しの判断ができない赤ちゃんには、怒られた意味が分かりません。大好きな お母さんやお父さんに頭ごなしに怒鳴られると、恐怖感や不安感を抱かせてしまい、逆効果。わけが分からずに、叩くことをやめるどころか、かえってヒステリックになるおそれもあります。

赤ちゃんに叩かれたからといって、赤ちゃんを叩き返すような行為は厳に慎まなければなりません。赤ちゃんが叩いてきても逆上せず、冷静に落ち着いて言い聞かせることが大切です。

何度も繰り返して教える

何度も繰り返して教える

赤ちゃんの言語能力や理解力は大人のそれとは異なります。一度言い聞かせただけでは、なかなか お母さんやお父さんの言うとおりにしてくれません。赤ちゃんの叩きくせをなおすには、何度も繰り返し言い聞かせることが必要です。

赤ちゃんの叩きくせの矯正は、一度言い聞かせただけでは絶対に不十分。叩くのはよくない、ということを赤ちゃんに理解してもらうためには、赤ちゃんでも理解できる説得法を考える必要があります。

叩くと痛いことをその場で分からせる

叩くと痛いことをその場で分からせる

赤ちゃんに叩かれたら、その場ですぐに「 お母さん痛いからやめてね。」と言い聞かせましょう。時間をおいて怒っても赤ちゃんには理解できません。このとき注意したいのは、真剣な調子で伝えること。

大げさに痛がると、逆に面白がって、叩き癖はなおるどころか、さらに拍車がかかるおそれがあります。

ふざけて怒っているのではない、とはっきり分かるように、普段とは声音や表情を変えて、真剣に言い聞かせましょう。感情的にならずに、赤ちゃんの分かる言葉で、ゆっくり焦らず、何度も繰り返し言い聞かせることがポイントです。

状況に合わせた対応

状況に合わせた対応

赤ちゃんが人や物を叩く状況は、月齢や赤ちゃんの機嫌や置かれているシチュエーションによって千差万別です。

手を動かせることが楽しくて、つい叩いてしまう場合、自分の思い通りにならないために、ぐずっている場合、お友達とおもちゃの取り合いになった場合、叩かれた人のリアクションが面白くて、遊び感覚で叩いている場合など、赤ちゃんが人や物を叩くシチュエーションはさまざま。それぞれの状況に応じて、適切に判断することが大切です。

 お母さんやお父さんを軽く叩く場合

ママやパパを軽く叩く場合

お母さんやお父さんは赤ちゃんにとって、もっとも身近な存在。赤ちゃん お母さんやお父さんを、自分のすべてを受け止めてくれる存在としてとらえています。つまり、赤ちゃんが お母さんやお父さんを叩くのは、甘えているせい。きつく叱るのではなく、スキンシップを取りながら、優しく言い聞かせることが大切です。ただしこの段階で何もせずに放置しておくのはNG。人を叩くのは許される行為なんだ、という間違った認識を赤ちゃんに持たせてしまいます。

人を叩くのはいけないこと、叩かれた人は痛いし、悲しくなるからやめようね、というように、赤ちゃんでも理解できる言葉できちんと言い聞かせましょう。

ぐずって叩く場合 叩き癖に注意

ぐずって叩く場合

自分の思いどおりにならないことにキレてしまい、周囲の人や物を叩くのは大問題。自宅ならまだしも、買い物中や公園など、大勢の人が見ている前で赤ちゃんが暴れると、つい妥協してしまう お母さんやお父さんもいるようです。その場限りの対応で赤ちゃんの言いなりになるのは、絶対にNGです。叩けば自分の思いどおりになると思い、叩き癖がひどくなります。

ぐずり泣きをしながら叩いてくる赤ちゃんには、 お母さんやお父さんが毅然とした態度を取ることが大切です。外出先でおもちゃやお菓子を欲しがって叩く赤ちゃんに対しては、赤ちゃんの言いなりにならないように、決まりを作って納得させるといった努力が必要です。

お友達を叩く場合

お友達を叩く場合

他の赤ちゃんと遊んでいる際に、おもちゃの取り合いや遊び方で喧嘩になり、いきなりお友達の頭や顔を叩いてしまうと、お母さんは途方に暮れます。躾のためにも、他の赤ちゃんを叩くことは絶対にやめてもらわなければなりません。

赤ちゃんがお友達を叩いたら、「そんなことをするともう一緒に遊んでくれないよ。」と、必ずその場で注意しましょう。ただし、赤ちゃんを注意するだけでなく、どうして叩いてしまうのか、その原因を理解することも大切です。他の赤ちゃんのほうが悪い、自分は悪くない、という気持ちから、手が出てしまうこともあります。叩くことをやめてもらうには、赤ちゃん本人にどうして叩くのか、その理由を尋ねることも必要でしょう。

赤ちゃんと遊んでいるときは、目を離さないようにし、手を出そうとしたら赤ちゃんの手を取り、叩かせないようにしましょう。いったん叩き癖が付いてしまうと、完全になおるまでに時間がかかりますが、そこは焦らずじっくり、赤ちゃんと向き合うことが大切です。

まとめ

赤ちゃんが叩くときに知っておきたい情報を幅広くご紹介しました。赤ちゃんが人や物を叩くにはいろいろな理由があります。赤ちゃんの叩きくせに上手に対応するためには、 お母さんやお父さんがその原因をしっかり見極めることが不可欠です。

赤ちゃんが お母さんやお父さんを軽く叩く程度であれば問題ありませんが、他の赤ちゃんを叩いたり、部屋にあるものを手当たり次第に叩いてしまうのは望ましくありません。赤ちゃんが人や物を叩く理由や心理状態を察し、適切な対処を心がけましょう。

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