乳腺炎の体験談
石のように固く 退院してすぐに乳腺炎になってしまった
赤ちゃんを出産して入院した後に乳腺炎になって再び産院にお世話になったことがあります。あれはまだ里帰り中だったので、赤ちゃんが0ヶ月の時だったと思います。
退院してからおっぱいが良く出るようになり、頻繁に授乳をしていたのですが、うまく赤ちゃんが飲んでくれない時があり、それからだんだんおっぱいが固くなっていきました。
石のように固くなってしまい、ものすごくおっぱいが熱くなってしまったんです。その後私は熱を出してしまい、産院に連絡したところ乳腺炎の可能性があるので、すぐに来てくださいと言われました。
産院では入念にマッサージをしてくれ、詰まっていたものを取ってくれました。その後たくさんおっぱいが出るようになりました。乳腺炎には二度となりたくないと思いました。HKさん 29歳 生後0ヶ月
産後は「こんなに動けなくなるものなの!?」から つらいつらい乳腺炎に
現在2歳7か月と6カ月の女の子がいるママです。私が初めて乳腺炎になったのは上の子がまだ生まれて3週間ほどした時。上の子の出産は陣痛が30時間あり、体力がほぼ底をついた状態のまま2~3時間おきの授乳生活に入った私。
産後は「こんなに動けなくなるものなの!?」というくらい体はボロボロでした。壁を伝って歩かないと尾てい骨が痛くて痛くてとても一人でなんか歩けない状態でした。旦那もそんな私を見て「これから先大丈夫なのか…?」とかなり心配していたようです(笑)
そんな感じでもともと体がボロボロだったため、乳腺炎になって熱が出た時も最初は気付かず、育児疲れが出たのだろうと思っていました。朝は何ともなかったのに夕方になってきたら「ん?なんだか体の節々がいただるいなぁ…」というのから始まり、徐々に寒気がしてきました。
寒気がするのでシャワーを肩にあてて温めたり休んだりしたのですが、それでも体のしんどさ、だるさ、寒気は取れず…。なんなら吸われるとおっぱいがとても痛い…。
そこでようやく私は「あ、もしかしたらこれが乳腺炎なのかも?」と思うようになりました。友達から乳腺炎の話は聞いていましたがまさかこんなに早く乳腺炎になるとは思いませんでした(笑)乳腺炎の症状は、吸われるとおっぱいが痛い、体の節々が痛だるい、熱が出る、場合によっては乳首の先に白い斑点(白斑という)ができていることもあります。
すぐに調べると、「一番の治療法は赤ちゃんに吸ってもらうこと」大切とのこと。私の赤ちゃんは女の子だった為、吸う力が弱くすぐに疲れて寝てしまう事が多かったのでなかなか悪いおっぱいを吸いきってくれませんでした。
そこで桶谷式のおっぱいマッサージを受けることにしました。痛くないおっぱいマッサージとして有名なところで、全国にあるようです。幸いにも私の家の近くにもあり、出張で来てくれるとのことだったのですぐにきてもらいました。
みてもらうとやはり乳腺炎になっており、マッサージを受けたらとても体が軽くなりました。そこで教えてもらったのですが、乳腺炎の対処法としてはまず赤ちゃんにおっぱいを吸ってもらう事、炎症が起きている部分を冷やすこと、授乳時間を3時間以上あけないことなどでした。マッサージを受けて、赤ちゃんに吸ってもらっていたら2日ほどで乳腺炎は治りました。
乳腺炎はほっておくと乳腺に悪いおっぱいが溜まりすぎて赤ちゃんやマッサージでは取り切れなくなり、最悪の場合手術で切開しなければならないことも…!!とても恐ろしいですね。その後も私はよく乳腺炎になっていたのでマッサージを受けていました。
乳腺炎のつらいところは、おっぱいが痛くても赤ちゃんに吸ってもらわないといけないところだと思います。これがただの風邪で熱が出ているだけならずっと横になって休んでいればいいのですが、乳腺炎の場合そういうわけにはいかないのです。なるべく乳腺炎にはなりたくないですね。KIさん 29歳 生後1ヶ月
詰まりを取らないと頻回な授乳と搾乳で乗り切った
出産後ちょうど1か月がたった頃でした。私は里帰り出産をしていたのですが、自宅に帰る前日に乳腺炎になりました。夜ご飯を食べ終わりみんなでテレビを見ている時、急に寒気を感じました。毛布をかぶっても寒く、30分ほどガタガタ震え、その後熱を測ってみると38度を超えていました。
もともと母乳が良く出る体質で、退院後常におっぱいが張っている感覚だったのですが、いつもに増してカンカンに張っていました。友人から乳腺炎の話を聞いたことがあったので、これま間違いないと思いとりあえず詰まりを取らないとと搾乳をしました。
徐々に詰まっているのが良くなると、押してもいないのにずっと母乳が噴き出ているようになりました。子どももよくおっぱいを飲んでくれる子だったので、夜中はいつもにも増して頻回授乳にし、張りすぎている時は授乳後にも軽く搾乳をしました。それが良かったのか幸い夜中には熱も収まり、無事次の日に自宅に帰ることが出来ました。 YKさん 31歳 生後1ヶ月
胸が熱を帯びて乳腺炎になってからその後卒乳まで
次男が生後2か月くらいの時に初めて乳腺炎になりました。最初はしこりがあり、胸が熱を帯びて、微熱もありました。自分で絞り出したりして、なんとか治ったのですが、その後も何回か同じ症状になりました。
近くの市民病院に乳腺炎専門の先生がおられたので、その方にマッサージを受けました。やはり赤ちゃんの吸い方や、お母さんの食べ物が原因と言われました。
それから二度と乳腺炎になるのは嫌でしたので、月1その先生のところでマッサージを受けました。、あとは、良いと言われるお茶なども試しました。
食事も和食を心がけるようにしました。息子が1歳過ぎたら卒乳しようと決めておりましたので、その先生と相談し、1歳のころから息子に言い聞かせ、無事卒乳することができました。やはり専門の先生との出会いが私にはよかったと思います。 YHさん 35歳 生後2ヶ月
乳腺炎とは無縁の私がなった乳腺炎なんで・・
わたしは完全母乳で娘を育てていました。おっぱいも良く出ていて、三時間間隔があくと、パンパンに張るぐらいでした。そのぐらい間隔があいた後の授乳は、勝手にピューっとシャワーのように母乳が溢れてきたほどです。
娘も、上手に飲んでくれ、授乳後はやわやわなおっぱいになっていたので、乳腺炎とは無縁でした。幸いにもケーキなどの甘い高脂肪なものを食べても、詰まらなかったのです。
しかし、ある時左胸の下側に違和感を覚えました。触ると痛かったのです。よくよく見ると、うっすら赤くなっていました。しかし、授乳は規則的に行っていましたし、張りもありませんでした。
乳腺炎かも?と思いましたが、特に腫れもないので気にしませんでした。しかしその日の夜、さらに痛くなってきました。これは乳腺炎だと思い、赤くなっている箇所を指でグーっと押さながら頻回に授乳を行いました。
これがまたすごく痛かったです。それを何回か繰り返しているうちに2日くらいしたら、赤みも痛みも無くなっていました。乳腺炎になりにくい体質だと、甘く見ていた自分を反省しました。これからは、食べ物や授乳体勢に気をつけて、授乳しようと思いました。 GIさん 32歳 生後3ヶ月
突然、高熱と激痛で点滴と乳房指導!点滴はすごい熱も痛み取れて
生後4か月の頃、初めて乳腺炎を体験しました。はじめは、片方の乳房の一部分の痛みを感じる程度でした。でも、それが乳腺炎のはじまりとは分からず、違和感を抱えたまま一日過ごしました。
その夕方の事です、子供と昼寝をして起きたとき、体の異変に気が付きました。熱を測ると、38.9度と発熱しています。乳房にも激痛がはしります。何がなんだか分からず、出産した病院に電話をして相談しました。時間外にもかかわらず、診ていただき、点滴と乳房指導をしてくださいました。
そこで、聞いたのが「乳腺炎」です。乳房にしこりがありました。そのしこりが、溜まってしまった母乳で、古くなり炎症を起こしているとの事でした。まだ、乳腺の開通ができていない所もあるとの事で、よく子供に吸ってもらう事、子供を同じ向きで吸わせないで、抱っこの姿勢を変えて、乳房の母乳をむらなく飲んでもらう事を指導していただきました。
点滴でその日のうちに、熱も痛みもとれました。お風呂で乳首をみると、穴が何箇所も空いています。その中に、一つ白いものが付いている穴がありました。それを痛かったのですが、爪の先でつまんで取り除いてみました。
すると、そこから母乳が出できて、子供に飲ませると、しこりが無くなり、楽になりました。その後は何度か熱がでたり、痛みやしこりができましたが、てんぷら等を控えたり、水分をとったり、しっかり飲ませて、残した分は搾乳する事を気をつける事で、頻度が減っていきました。EM 30歳 生後4ヶ月
乳首に白いポツっとした小さな塊がまさかの乳腺炎!凄い勢いで飲んで・・
完全母乳で育てていました。息子が5ヵ月になった時から離乳食を始め、母乳を飲む量が少なくなったこともあったのか7ヵ月の時にまさかの乳腺炎になりました。
飲ませ方には気を付けており同じ方向ばかり飲ませないようにしていたのですが、気づいた時には左胸の脇側の胸がゴリゴリに固まって痛くなり、マッサージなんてとてもじゃないけどできない状況でした。左側で抱っこをするだけで胸が子どもに当たって痛く、左側ではとてもじゃないけど抱っこもできない状況でした。
これがよく耳にしていた乳腺炎?!と思い調べたところ、まさに乳腺炎の症状にあてはまりました。胸をよくみると乳首に白いポツっとした小さな塊があり、ここが母乳が詰まっているところかなと思いました。その箇所を息子に飲んでもらうのが一番だと思ったのですが、離乳食も食べていたので母乳もそんなにしっかりと飲まなくなっていたのです。
自分では痛すぎて触れず、これはいよいよ病院でマッサージをしてもらわなきゃダメか・・・と思い、近所でマッサージをしてくれる産科を探し、明日にでも行こうと思っていた夜中のこと。息子が夜泣きで大泣きしました。
いつものようにおっぱいをくわえさせると、寝ぼけていたこともあってかそれはもうもの凄い勢いで飲んだのです。乳腺炎で痛かった左胸の母乳を飲ませ、10分くらい吸われると、あれ・・・?固かった場所が柔らかくなってる・・?!と思い、触ってみるとあんなにゴリゴリだった左胸が柔らかくなっていたのです。
乳首についていた白い塊もなくなっていました。息子が思いっきり吸い付いてくれたことにより、詰まっていた箇所が開通したようです。おかげで翌日、病院には行かずに済みそのまま乳腺炎も治りました。あの夜泣きで、おっぱいに思いっきり吸い付いてくれた息子に感謝でした。AMさん 36歳 生後7ヶ月
乳腺マッサージが出産以来の激痛!声と涙が出るほどです
その日は小春日和の暖かい日だったのですが、夕方から急にものすごい冷え込みに。なんだか全身が怠くて、少し風邪をひいたかな?と思っていた矢先だったのですが、気温が低いのではなく、私が急に高熱を出したために寒気がしていたのでした。
普段あまり体調を崩さないため、熱が出たときの症状がパッと思い当たらなかったのです。ぼんやりとしながら熱を測ってみるとなんと39度。小学生の頃以来見たことがない高熱でした。
なんとかノロノロと動きながら赤ちゃんに授乳をして、主人には今日は家事が出来ないことをラインで知らせました。胸が痛いのでもしかして乳腺炎かも?と思いはするものの、日が暮れて病院も閉まっている、熱と胸が痛い以外に症状がない。
この期に及んでのんきな私は、以前病院でもらった鎮痛剤を飲んで赤ちゃんをベッドに寝かしつけ、一緒に眠りました。鎮痛剤が効いたのか、主人が帰ってくる10時頃には熱も下がり、胸の激痛と全身のだるさはあるものの普通に受け答えは出来るようになっていました。
その夜は家事をせず眠り、翌朝は起きてすぐ近所の産婦人科へ電話。助産師外来が空いていると言われてすぐにタクシーを呼び、赤ちゃんを連れて行ってきました。産婦人科では助産師さんに乳腺をマッサージしてもらったのですが、これが出産以来の激痛で、声と涙が出るほど。
でも施術に使ったタオルを見せてもらうと、詰まっていたらしい真っ黄色な乳が着いていました。まだしこりと乳の熱は残っていたものの、3日もすればだいたい収まってくるとのこと。赤ちゃんには痛む方の胸を優先させて授乳するように指導を受けました。
それ以降も何度か乳腺炎が起こりましたが、ひどい時は助産師外来、軽くしこりが痛む程度の場合は自分でマッサージしても治せるようになりました。熱が出るほどひどい症状はあれ以来出ていません。
最初から自分で治そうとはせず、まずは病院に相談した方が良いと思います。ちなみに、母乳外来は保険適応外です。医療控除の適応はされるそうなので、年間医療費が高額になる方は領収書を保存しておいた方が良いと思います。KOさん 42歳 生後8ヶ月
保育園~泣く~断乳~絞ることを忘れる日~乳腺炎~反省
娘は離乳食をあまり食べてくれなくて、おっぱいが大好きな赤ちゃんでした。いつか食べてくれるようになるだろうと思っていたものの、1歳を過ぎても全然食べてくれず、困り果てていました。
1歳になった時、仕事復帰の為、保育園に入所することになりました。その保育園でも給食は断固拒否、ほとんど食べず保育士さんも苦労されていました。
家に帰ると狂ったようにおっぱいを飲み、私も仕事で1日授乳できなかったのでカチコチになったおっぱいから早く解放されたくて、帰る娘に飲んでもらっていました。でも、こんなことではお互いにつらいだけだし、保育士さんにも迷惑がかかると思い、断乳を決意しました。
前もって言い聞かせてから実行したものの、やはり飲めないとわかると、泣きわめき大暴れしました。3日間泣き続けました。旦那や祖父母に協力してもらい、私はひたすらカチコチになったおっぱいを泣きながら絞っていました。
絞っても絞ってもまた作られるおっぱいと格闘しながら、隣で泣いている娘の鳴き声に罪悪感で押しつぶされそうになりました。
私のおっぱいをこんなにも飲んでいてくれた娘に対して、私はなんでいつも離乳食を食べてくれないのとイライラしたり、ママ友たちの子供ちゃんがもぐもぐとおいしそうに食べている姿を見て気持ちが沈んでしまっていたり、こちらの気持ちばかり考えることしかせず、娘の気持ちを理解してあげられなかった。もっと授乳の時間を楽しく過ごせばよかったと後悔しました。
娘が頑張ってくれたおかげで断乳は成功し、夜もぐっすり寝てくれるようになりました。保育所での給食も完食までとはいきませんが、しっかり食べてくれるようになりました。私のおっぱいもカチコチではなくなり、疲れていたのもあり、絞ることを忘れる日が続きました。
そんなある日急に悪寒が走り、体の節々が痛くなりました。最初は疲れて風邪をひいたのではと思いましたが、なんだか脇の下あたりが痛くこれは乳腺炎だと思い、急いで病院を受診したところやはり乳腺炎でした。薬を処方してもらいマッサージでおっぱいを全部出し切ってもらいようやくすっきりすることができました。
大変な思いをし散々でしたが、これは周りの育児や情報に振り回され続け、娘自身のことをきちんと理解しようとしていなかった自分への罰だと思います。
娘は寂しくておっぱいに執着していたのだろう。振り返ってみるとそう思います。こんな母親でごめんね。これからもダメな母親だけど娘のことを大切に一緒に成長していこうと改めて自分に言い聞かせました。YMさん 35歳 生後1歳2ヶ月